「最近、モヤモヤしたネタばかりですが体の方は大丈夫ですか?」
とすぎさんからメールをいただいた・・・
確かに・・・(笑)
野球が無かったからストレスが溜まっていたのかもしれません(汗)
でも今日からは大丈夫です。
いよいよプロ野球のキャンプが始まりました。
なんか、ワクワクしてきました。
考えたら、野球の練習が始まったというだけの話なんですけどね。
結果(順位)が出ない分、この時期の方が野球の話を楽しくできるともいえますね(笑)
ところで、「野球がうまくなる」っていうのはどういうことなんですかね~
「地獄のキャンプ」とか、「死んでもらう」とか見出しになっておりますが考えたらプロなんだから「地獄」とかはどうでもよくて「勝てるように」とか「野球がうまくなる」とかいうことが重要だと思うんですが・・・
そんなことを考えたりすると結構面白いです。同じような練習をしているのに何でこんなに差があるのか?
ベテランは別メニューでマイペースで調整しており、若手はガンガン鍛えられます・・・
当たり前のように思われていますが、シーズンが始まるとほとんどベテランが出ております。
科学が進歩して長くプレーできるようになったのは素晴らしいですが、なぜその恩恵が若手には来ないのでしょうか?
なんてこと思うことってないですか? 何か根本的なものが違っているのではないか?
説明できていないのではないか?なんてことを考えています。
例えば、サッカーに詳しい先生なんかに伺うと、日本のサッカーチームで行われている練習ドリルのバリエーションは、もはや世界でもトップクラスなのだそうです。 もっと言えば、世界のトップクラブの練習なんかを見ると拍子ぬけするくらい単純な練習の種類しかないそうです。
「あいつはセンスが違う」のセンスってなんだ?
今年年棒トップの選手のあの体型は果たしてアスリートといえるの?
じゃあ何が違うの?
それ分からないで努力していたら、何を目指していいのか分からないし、何かしら出た結果に対してどのような姿勢で受け止めたらいいのか分からなくなるのではないでしょうか?
練習で大事なことは追求のテーマを持って試行錯誤することなのではないでしょうか。
以前紹介した本の中では練習を「研究」「実験」と捉えていましたがそんな感覚なんだったら「エラー」も貴重なデータとなりますね!
しかし、そのテーマが無ければどこに向っていいやら分かりません。
その分からない状態で、コーチに与えられたメニューを消化することに目的がいってしまったら・・・これはかなり苦痛です。
肉体的苦痛よりも退屈による苦痛が大きいのではないかと思います。
ワクワクするような追求テーマを持って練習している時には時間を忘れてしまうものですね。
それを傍から見てたら「とんでもない練習量」と見えることだと思います。
そんなワケで指導した選手には
「こんな感じで投げられたら気持ち良くないかい?」とテーマを提案してみました。
エラーだって貴重なデータとして「研究・実験」と思えれば重要なやるべき練習です!
しかし現状は、信頼されているベテランほど思い切って「実験」できるという皮肉・・・
本来は若手ほど「実験」が必要なんですが、
「結果が出たものからチャンスやる」なんて無茶苦茶な理屈が「正論」のようにまかり通っているのでなおさら
「失敗=降格」となって若手ほど無難に走るという悪循環に陥り、その結果「あいつにはノビシロが無い」なんて見切られてしまうんですよね(汗)
・・・でベテランが悠々と野球を楽しんでいるというこの現状
「結果でたらチャンスやる」なんて「もっともっぽく」聞こえますが、それなら誰でもできますよ(笑)
指導者としてのプロフェッショナルはどこにあるんですか?
『まだ結果は出なくてもこいつならいずれ出る!』という眼力と決断力を発揮してこそプロの指導者なのではないかと思うのですが・・・違いますかね?
ちょっと熱くなってきましたが字数が・・・ウケたらまた書きます(笑)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130201-00000039-sanspo-base
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130131-00000260-sph-base
さぁ結果でるか!出たらほめてください(笑)