とある講演でこんな話を聞いたことがある・・・
習得の段階(レベル)・・道を極めていく段階と言ってもいいかも
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知っているけど、できない
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ぐ媼韻靴覆ても、できる
これは、スポーツでは特にイメージしやすいと思う。 医療技術の習得、例えばテーピングの技術なんかでもそうであろう!
勉強でもスポーツでもそうだが、「どこまでできて、できた!」というかがその本人のレベルである。
プロとして看板を掲げるならば、タマタマできたのを出来たと言っているようではかなり厳しいのは言うまでもない。
スポーツの試合で使える段階を目指すならばい泙播?していないと苦しいということになる。「エ~ト、肘をあげて肩を開かずに~」なんて考えながら投げてたら相手との駆け引きなんてできるわけがない。
バッターならば、「え~とワキを締めて、バットのヘッドを遅らせながら、左手のリードで・・・」なんてなこと考えているうちにボールはミットに収まっている(笑)
手先を沢山使うと脳の活性化に良い!というが、一流のマジシャンは華麗な手さばきをしていても脳が活性化しない・・・
「自分の手さばきで脳が活性化しているようなレベルでは客の反応を観察しながら誘導していくことなどできない」
つまり、そこまでやり込むのである。
我々が、ご飯を食べる時にお箸の使い方で脳が活性化しないのと同じで、お箸を使ってきた圧倒的回数によって自動化されているということである。
学生の皆さんが卒業後に即戦力として活躍することを目指すならば、い涼奮までいくことを目指すことになる!ガンバロウ!
さて 実はこの話には続きがあり、第段階が存在する!
それは・・・
「どこからでも、誰にでも教えることができる!」 という段階である。
自分ができることがゴールなのではない!
どのレベルのどの段階(初心者~プロ)でも、相手が誰で(どんな集団で)あろうとも指導ができる段階!
「いつなんどき、誰の挑戦でも受けてやる!」
と言ったのはアントニオ猪木であったが、まさにそれの野球版に私は挑戦することにした。
私は現在、野球の専門家ということになっている。
となればこの命題に挑戦しないわけにはいかない。
というワケで昨年から熊取町民を相手に運動指導をしてきたのだが、どうにも健康エクササイズのネタが切れたというか、飽きてきてしまったので、
「70オーバーの爺さん婆さん相手にソフトボールを仕込む」という夢があんだか無いんだか分からん挑戦をしてみることにした。
そもそもこの運動企画は1年で終わりのハズだったのだが、アンケートの結果「まだ続けて欲しい!」などと言われてしまい続けることになった。
「試合をすることを目指してプロ野球選手も指導している私が皆さんを徹底的に特訓しますが、それでも同意する人は集まってください!」
などと吹かして、できれば嫌がってくれないかな~などと思っていたら、30名程の応募がありホントにやることになってしまった(笑)
グローブの扱い方の所作に始まり、距離別ボール的当てに、真下投げ(写真)さらにTスタンドでのバッティングを行った!
結果は・・・ バカ受けで婆さんたち大ハシャギ(笑)
最初は「私にできるかしら~、何か別の楽しいやつを~」などと不満そうだった婆さんが
「ストレス解消になるわ~旦那の顔だと思って打とう!」などとムチャクチャ言ってるし(笑)
あれだけハシャげば今後、接骨院の来院者も増えそうです(笑)
野球選手の指導とはまた一味違う野球人としての使命感を感じてやってます!
こういう企画をやってみますと、あ~野球ってここが面白いから人を惹きつけるんだ~!
という発見が沢山あります!
プロ野球の人気が落ちたのと野球型スポーツの魅力とは全く違う問題です!
かなり深くて面白い!