ヘルスプロモーションとは、
『自らの健康とその決定要因をコントロールし、改善することができるようにするプロセスである』(WHO)
私はその崇高な理念を冠した学科で教員をしている・・・・
その学科の成果がこの写真・・・
スイマセン・・・ まだプロセスです(汗)
私を知らない人が読んでいて写真が私だと間違えるといけないので言いますが写真は筆者ではありませんので・・・
写真は 私が英才教育を施しているヘルスプロモーション整復学科の学生です。
某日、大将くんとアイスクリームを食べる・・・
この日、大将くんの将来を心配する私は
「貴様!それでも健康運動○○指導者か!資格を持ってる自覚はあんのか!」
と教員らしい説教をしてさしあげ、一緒に片道3キロほどの回転すしまで歩き、食事をした帰り道にアイス屋に寄るというスパルタ健康英才教育を実施した。
この大手チェーンのアイスクリームに私は思い入れがある。
少年時代に、スイミングスクールの帰りのバス代をアイス代に運用していたあの頃が懐かしい・・・
クロールひとつを習得するのに1年かかるような少年であった私は、帰り路のアイスクリームのために頑張っていたといっても過言ではなかった。
種類は決まってキャラメルリボンであった。
「いつの日か、キャラメルリボンを遠慮なく食べられるようになりたい!」というのが夢であった。
男二人でアイスクリームを食べながらのウォーキングは、さすがに昼間に人前で見せれるものではないが、彼の話はナカナカ面白かった。
彼の話によれば、このような体格で服を買おうとした場合に対応してくれる店員のスタイルが似たような体格であると大変にホッとするのだという。
彼の体格の場合には胴周りや胸囲でサイズを決めると袖が長すぎて余ってしまうなどの難点があるのだという。
そのあたりの相談をスタイルの良い店員さんにすると、なんだか「お前が痩せればいいだろうが」と思われているような気がして気が引けるのだという。
その点、似たような体格であると相談しやすいというか、その人から「このサイズがいいですよ」などと勧められたものは「かゆいところに手が届く」というような安心感があるのだという。
また、マネキンと言えばスーパーモデルばりのスタイルの人形というのが常識だと思っていたが最近はそうではないらしい。
むしろ「ぽっちゃり」としたマネキンに着させた服のほうが良く売れるという現象があるそうだ。
人の心理は面白い!
パーフェクトなスタイルのマネキンに着させてキマッている服には不安を覚え、自分と同じ・・・もしくは以下?(そんないい方か分かりませんが)のほうが、似あう自分がイメージしやすいというのがあるらしい。
こういう、微妙な心理って非常に大きいと思っている。
そういうのの組み合わせで売れるとか売れないってありますもんね。
目に見えない「流れ」みたいなものもそんなところから来るのではないでしょうか。
「何かあったら言ってこい!」って言っても、言いにくいですよ~ ってことってよくありますよね。 その心理に対して配慮する感性は鈍らせないようにしたい。
それにしても、22歳にしてランニングしたら膝が痛いとか、もう全力で走れないなどと言っている大将君に明日はあるのでしょうか・・・
次の英才教育プログラムは、競輪場で1レースごとに場内2周ウォーキングとしよう。これなら1周は500m以上あるはずだから10レースで10km以上になるハズ!
これぞ自らの健康をコントロールするヘルスプロモーション!
・・・でいいのか?