といってくれたピッチングは見事な8回被安打3の1失点(自責点0)
村中投手、今季初勝利!
(ヒーローインタビューも間近で観れました ヨッ!男前!)
試合は初回、阪神のエース能見の立ち上がりをバレの一発が仕留めたものの、その後はさすが相手もエースなだけありお互いに持ち味を出した緊張感のある展開となった。
(出そうな予感で連写してたらバレの一発!これがバックスクリーンへ!いい形で打ってますな~)
この日は、野球素人学生相手に展開解説をしながらの観戦であったが、野球のゲームとしても実に面白かった。
お互いのベンチの事情などを考えながら試合を観ると野球は面白さが倍増する。
阪神はエースが投げている以上、リードしない限りそれより上位な投手の継投はない。
逆にヤクルトは、2イニングを確実に凌げる中継ぎ体制はできていない(泣)
2-0と3-0のスコアでは無死1・3塁での守り方も変わる。
ピッチャーのところで代打を出すぞと匂わせて打者と勝負させるためにネクストに代打を用意しておくなどそんな解説をするような展開がいくつかあった。
以下のプレーを私なりに解説を試みる。
(7回表2死ランナーなし、球場全体が風船の準備で浮つく中で村中選手自らセンター前ヒット! この後ワイルドピッチの間に3塁までいく積極走塁! そしてタイムリーにより3点目!この1点が試合を決めた!)
ここで簡単に打者村中を抑えていればおそらくもう1イニング行く予定だったはず。
ところがよもやのヒットによりここからプラス約20球追加されることなりこの回での降板が決定的になった。
結局これが8、9回の追加点につながった。
タイムリーが出た瞬間に、観客からのブーイングの代わりでもある
『フライング風船飛ばし』も阪神ナインへのダメ押しとなった。
この1点の重みはその裏の阪神の攻撃で思い知ることになる。
7回裏!先頭の鳥谷は強いショートゴロ!これが送球を焦ったショートのエラーにより無死1塁となる。
続くゴメスが左中間へ!これにより無死1,3塁となる。
打者は苦手としているマートン。
ここで3点目が利くことになった。
1点取られることをあきらめ、割り切ってアウトを取ることを優先できた。
結果、セカンドゴロゲッツー!(その間に1点取られるもランナーはいなくなった)
これ、2点だったら今季はまだ未勝利なだけにまた違った心理が働き、さらには甲子園の異様な雰囲気に呑み込まれる可能性すらあった。
それにしても・・・
腐らずにいろいろな工夫が実を結んだ投球となった。
人生も風船も早く投げてはいけませんね!(笑)