夏の甲子園が始まっております。
優勝候補に推されていた我が母校・東海大相模・・・
あえなく初戦敗退の憂き目に逢いました。
(こ~れ わ~がぼ~こぉ~♪ 泣)
私も世間一般の発想と同じく勝つものだと思っておりまして、2回戦以降の現地応援を計画しておりましたが残念。
それにしても相手の盛岡大付属のM投手にはお見事なピッチングをされてしまいました。
150キロの速球という前評判でしたが、130キロ中盤のストレートと小さく変化する球を自在に操っておりました。
「凄いことするな~このピッチャー」
と思って観戦しておりました。
何がすごいって、夏の甲子園は将来『野球で飯を喰っていこう』と思えば最大のアピールの場です。
プロに入れるかどうかもありますが、契約金とも関わってきます。
地方で抜群の成績だったとしても中央の強豪高校相手にどうなのか?
という視点だってあります。
ですから、自分のレベルをアピールするには絶好の相手であったという見方もできます。
プロの評価と言いますと真っ先に思い浮かぶのはスピードです。
例え負けたとしても、一定のスピード(現在なら150キロ)を出しておけば一応の潜在能力のアピールにはなると思います。
しかしM投手は速球のアピールよりも勝負に徹して打者との駆け引きに集中しておりました。
『打者を見ながら投げる』というのは投手として最も重要なテーマの一つですがそのお手本のような投球でした。
雨の中での投球であったことも考慮したものだと思いますが、
もし負けていたら「甲子園では大したスピードでは無かった」という評価になってしまうリスクもあったと思います。
「これはどこかに故障があるとかではなくて勝利のための戦術としてやっていたとしたら凄いスケールの選手だな~」
と感動しておりましたが、やっぱり肘の調子がよろしくないようですね・・・
あんまり無理しないで欲しい気もしますが、母校がやられた以上
「やってもらわにゃ困る!」という気もしたりするのが勝手なところです。
さて、我が母校・・・
注目高校であっただけにネットなんかでは監督への非難轟々であります。
継投や攻撃でバントをしなかったなどが叩かれておりますが、
私なんかは、当事者ならではの事情があると思いますんで、どれが正解だったとかは言えないと思っております。
ただ、その上で観客のほうは好き勝手言うのが野球観戦の醍醐味であるというのもこれまた事実といいますか、それのために全国放送していますんでまぁしゃあないかと(笑)
まぁ職場などで優勝高校予想大会をしておられる方も沢山おられましたでしょうし、そちらでも人気を集めていたのではないでしょうか。(笑)
しかし、それだけの世間の注目を浴びる存在であり続けるというのは本当にすごいことだと思います。
こういうチームの監督さんは並みの根性ではとても務まりません。
なんせ、このチームに関しては選手のみならず保護者の皆さん、関係者の皆さん、業者の皆さん揃って、メラメラと各人の野望に満ち溢れております。
「いい人」なんてことは期待されておりません(笑)
(5年前です 目ヂカラがハンパじゃありません 汗)
この監督さん・・・
かつて私もお手伝いさせてもらったことがありますが、その熱意にはただただ脱帽でした。
就任当初はいろいろと言われることも多かったですが、現在は教え子がプロの世界でかなり活躍しております。こういう状況をみますと勝つための戦術を指導していくことが野球を長く続けることができる選手を育てることになるのではないかと思ったりします。
それにしても・・・
こんな名監督に教わっている上に同級生も大活躍しているのにも関わらず・・・
こいつときたら・・・
と相変わらず低空飛行を続ける競輪渡辺馨選手(A3 神奈川96期)
キサマも
負けたらボロカス言われる
ような選手にならんかい!
(負けてヤジられるのは本命選手になった証拠!)