kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

バッチリきまったバッチコイ!

例年にも増してボヤ~としている年末でしたが
 
日頃、こういう人こそ捕まりゃいいのに!と思っていた
同僚のUトレーナースピード違反(49キロオーバー)で捕まったという情報を本人から聞き
「ヨッシャ~」元気が出て仕事を納めた(笑)
イメージ 1
交通ルールは守らないのに選手には正しい動きを守らせようとするUトレーナー(中央) 左の選手は社会人ヤマハのM選手で、日本選手権で七十七銀行が打たれた選手 右はアシスタントの学生Nくん
 
今年はこのブログもモデルチェンジを迫られたり、私自身が面白く書こうとしすぎて筆が止まるなどの期間もあり読者を激減させるという事態になりました。(ちゃんとしたデータではなく、なんとなく主観です)
 
もはや身内くらいしか読んでいないのではないかと思われたこのブログでしたが、この前、大学時代の後輩で私の一つ下で学生監督をしていたSから連絡が来て、「ノボル先生ってムラタのことですか~」なんて会話になり「いつも観てますよ~今度お話したいです、野球の話とかバァさんの運動の話とか~」となった。
 
「お~観てくれてたのか~」という喜びもあったが「バァさんの運動とか」というあたりに「さすがやるな」と感じた。この人は国家公務員でもある。
そうやろ(イカン、最近「そうだろ」にならなくなってきた 汗)」
 
大局的視点に立つ仕事をしていたら
私の野球選手がどうこうなんて話より地域でアイドルになってる運動指導のほうがよっぽど興味が増すにきまってる。ちなみに私の実家のある神奈川県座間市市議会議員も食いつきまくりである。
 
今年は小林選手の引退もきっかけにはなったが、野球に関しての価値観が大きく変わった。
もうプロだの社会人だのとご機嫌取りしてられん。
先日も「○日ならいけますが~」などという選手がいたが、もうこっちがムリして合わせないことにした。前は無理やり都合つけたが所詮はその程度の優先順位なんだからロクなことない。
 
私を必要としている選手だけお付き合いさせてもらうようにして、私にやらねばいけないのはそっちじゃないことに気づいた。
もうそういうのはスピード違反で捕まったUトレーナーに任せることにする。
 
そのあたりは恨み節になるので封印するが、この域に達するまで実に25年以上費やした。一般の人はとっくに分かっていて割り切っていたゾーンである。
 
とはいえこれまで費やしてきた野球をポイっと捨てられるほど別の特技があるわけではないので活かしてやることにする(笑)
 
ということで、ワルノリでやったるわ~と野球高齢者運動指導に取り入れてみた。
Sよ、こんな感じだ(今回は後輩のSにむけて話している形で 笑)
 
この日は12月の大寒波の日で気温は6度!
しかも参加者は上は80歳超えてるからね!(大体55~70くらい)
イメージ 2
 
まずはボールを投げあげてキャッチ!
・・・とただやったんじゃ~小学生にはウケても大阪のオバチャンには厳しいからね。
 
これは身体協調性を磨いているのですよ~
とか、「空間認知機能エクササイズでっせ~」などと専門用語っぽいのもふんだんに取り込んでいるのがミソなんだな(笑)
 
そうすっと「お~これがそんなにありがたい意味があんのか~得したな~」
 
となるわけです(笑)
イメージ 3
そしてキャッチボール!
これキャッチボールってのは凄いぞ。
 
投げる能力のためだけなら壁当てでいいじゃない。
 
こういう健康運動で一番のキーポイントになるのは
「いかに参加者同士のコミュニケーションを成立させるか!」
なんだな!逆にそこさえ上手くいけば内容はふつうでも続けてくれるな。
 
皆さんそこで悩んでいるのよ!
 
いきなり会話って弾まないし、押し付けられたコミュニケーションなんて嫌だしな。しかも、私みたいな若造に「はい会話してくださいね~」なんて押し付けられたコミュニケーションなんて嫌がるにきまってるわ!
 
その点キャッチボールって、口ではしゃべらなくても
「相手をおもんばかる気持ち」が伝わるんだよな。
この景色が僕は好きでね~
よくプロなんかの話で「構えたところに投げなきゃ捕ってやらない」という「かわいがり」が言われるけどその反対だな(笑)
「なんとか相手の捕りやすいところに投げようとする、そして一生懸命投げてくれたのをなんとかして捕ってやって成立させる」
 
これって会話の基本と一緒だもんな
 
この辺りでもう大盛り上がりですよ。
 
そして今回はノックをやったんだ。
イメージ 4
みよ!この姿勢!もはやスクワットと一緒だぜ~!
 
エクササイズで、スクワットのためにやるスクワットと、ボールを捕るためにしゃがむのとは10倍楽しさが違うからね!
 
また、この順番を待ちながら人のプレーを応援する楽しみ、順番が来たときの注目されている中でプレーをするドキドキ。
 
ただのエクササイズじゃ出せませんぞ~
 
ちなみに、この形は少年野球のゴロを教えるときと同じドリルをやりました。
「ハイ、右足・左足・しゃがむ~」と号令をかけてね(笑)
 
なにより、一番ほしかったのがこの光景です・・・
 
イメージ 5
「いくぞ~」
「ハ~イ!」
このコミュニケーションの画は最高だ!
ノックってすごいぞ!
 
まず動作的には自分のカラダを動かすという筋肉だけの話のみならず、動いている道具A(ボール)を道具B(バット)を動かして当て、かつそれをコントロールするとはこんな高次元な神経レベルの運動はナカナカ作りにくいものです。
 
・・・で楽しい!
 
年寄りが若者をいじめることができる(一緒に楽しめる 笑)
 
それから初心者が心配になるのが「空振り」だけども、その点は
「空振りをして相手がつんのめったらこれは相手が転倒予防のエクササイズになりますから相手のためにもドンドン空振りしてくださいよ~」なんて言ってあります(笑) 
 
そして奇跡の一枚
イメージ 6
あり?
右手って動かなかったんじゃなかったでしたっけ?
 
「先生!〇さんの右手が動いてる~!」と、興奮気味に私に報告してきたのは、この方を一緒に連れてきたS婆さん。
 
お~!学生にバシバシノックを打ってる!
 
やっぱボールをバットで打つってのは強い刺激らしい~
 
凄いな野球!
 
とこういう調子で野球の可能性を探ってます!
(どうけっこうアツイでしょ 笑)
 
そんなことやって『アブナクね~のか!』
 
とご心配の皆様ご安心を
 
この企画、急性期のケガに対応するスペシャリストの柔道整復師と看護師さんが常に帯同してこの企画をやっております。
 
国家公務員のSよ!
 
高齢化社会を迎える中で、若者が高齢者にマンツーマンの対応なんてできるわけがない!
 
となれば、こんな感じでスポーツでお互いが楽しくいい運動ができるやり方を探るのは国家的課題の話じゃね~かな。
 
そこに野球が貢献できるならこれって凄くない?(笑)
 
キンダイがマグロなら、こっちは野球じゃ~!
 
な~んて、思ってるよ(笑)
編み出したノウハウを今度伝えるよ!
 
イメージ 7
ちなみにこれは有料(500円)の参加料を頂いている。(私の懐には入らないが)
 
ちゃんと料金を取っても来てもらえる企画を考えるという挑戦です!
 
そうじゃなきゃ続かないからね! 
 
とりあえず、口コミで徐々に人が増えている!
(どうだ!すげえだろ 笑)
ネットだスマホだ全盛の時代だからこそライブの価値が上がってることをヒシヒシ感じるよ!
 
それではお役人様の視察をお待ちしております!(笑)
 
 
ご注意ください)
もし、これをご覧になられて「よっし、うちでもやるか~」と思われた方はくれぐれもお気をつけください。
実際にはこのブログには書いていない配慮(事前の健康チェックや、高齢者ならではの運動の方法)がかなりあります。
 
興味のある方は、関西医療大学の相澤までお問い合わせくださればいくらでも説明いたしますので。