kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

お気楽デシ観戦

イメージ 1
和歌山県の春県大会の決勝戦を観に行く・・・

イメージ 2
智弁和歌山ー日高中津 智弁和歌山が9回サヨナラ勝ち!


おいおい、アンタは指導しているS林高校の応援じゃないんかい!
という突っ込みありがとうございます。

そうです。チームはそこの応援でございます。
これはチームの応援ではなく個人の応援でございます。

小学生時代からみているデシがおりまして・・・

いや、そんな言い訳じみたことではなく・・・

S林高校の夏の大会をにらんでの偵察でございます。

現在試験期間中の選手・監督に代わって連日の偵察活動でございます(笑)

決して、「こっちのほうが勝ちそうだから応援して気持ちよくなろう」
というようなものではございません。

おそらく、いまごろS林高校野球部は試験勉強の合間の寸暇を惜しんで怒涛の素振りなんぞを課していることであろうと・・・

O山監督も初戦コールド負けの屈辱を晴らすべく禁酒を断行して滝に打たれて修行しているのではなかろうかと・・・

ならば私は夏本番に当たるであろうライバル校の偵察にいく!
のはトレーニングコーチとしてせめてもの協力かと・・・

熊野高校、田辺高校、日高中津高校・・・・もちろん智弁和歌山

う~ん、どれも強いというかそれぞれにクセ者な選手を取り揃えており、
我がS林高校野球部のような潔さがない・・・

当たってでも出塁しようとする意気込み・・・
当ててでもインコースをえぐる配球・・・
相手をだましてやろうという数々のプレー

性格の悪そうな選手ばかりである・・・

勉強しないで進路を決めてやろうというような不埒(ふらち)な思惑のありそうな選手ばかりである。

これはさぞかし、チーム内で指導がなされているであろうことが想像される。上下関係も随分ありそうだ・・・

それに引き替え、我がS林高校は相手を尊重するだけではなく、自らもケガをしないプレーを心掛け、チームの上下は和気あいあい、早め早めに痛みを申告する制度がチーム内で確立されており引退後の生活に支障が出ないようになっている

もちろん、進路は勉強で切り開く!

素晴らしい!
いやギャグとかではなく、最近バァさん相手に野球やってたらホントにそう考えるようになってきた・・・(汗)

あんまり勝とうとするとカラダに悪い。

これまでの私の野球が汚れていただけなのである。

まぁそれはさておき・・・

イメージ 3
こんな中で野球やってるってナカナカ大したもんだな~
スタンドでは皆が羨ましそうに試合を観ているんだもんな・・・

上の子供たちだって羨望の眼差しだもんな・・・

それにしても我がデシ・・・
イメージ 4
そんなに私が観ている範囲では打率は高くないのだが・・・

ずっと1番で使ってもらっている・・・

けっこう人間性的なものも買われているのかな・・・
だとすれば嬉しいが・・・

小学生の時に説教しといてよかったな(笑)
素質がいいなら、あとはイイやつであれば勝手に伸びるというのが
私の持論である。

さて、この試合・・・

8回まで智弁は1安打に抑え込まれていた・・・・

日高の投手は独特のタメを利かせたフォームからサイド気味の角度で投げ込んでくるタイプで「考えてるな!」と唸らせる投球をしていた。

智弁が打ちあぐんでいるうちにゲッツー崩れや、下位打線の1発も出たりして3-1で試合が進んでしまった。

「こりゃ智弁やばいな」という展開ではあったが私はなんとなく、このパターンは智弁の逆転勝ちなのではないかという予感があった。

「なんだよ競輪も当たらないお前がそんなもん当たるか!」

と言われてしまえばその通りなのだが、智弁はそこまで攻撃面で全く盛り上がるところがないままであった。
その代わりに守備のほうではミスが全くなく特別なビッグプレーがあったわけではないのだが、随所にさすが!というプレーが出ていた。

こういう強豪校が負けるパターンというのは、あと一本が出れば一気にカタがつくような場面を取り損ねているうちに相手に変な点の取られ方をして、終盤は焦ってフライをポンポン上げてしまうというのがあると思っている。

その点、この試合に関してはむしろ日高が好調なプレーや会心の一発などで点を重ねて、ピッチャーも神経を使いながら綱渡りのように絶妙なピッチングをしていた。

一応、野球界の格言で「3回はチャンスがある」というようなものがある

それが智弁にはほとんどなかったので「これは最後になにかあるぞ」と匂っていた・・・

名門私学ってそういうところがあるものである。
いつまでも同じピッチャーにやられてたら話にならない。

これぞ勝負師の勘!
(お前は勝負師ではなく負師「ぶし」だろが!と大将君に笑われております 泣)

8回・・・先頭のデシが四球で出塁!

ここで日高の監督が動いた!速球タイプの本格派にスイッチしたのだ!

実は私はブルペンで相手投手の様子を観ていた!(偵察ですから!笑)

そこで「随分と球の速いのがいるな~これでエースじゃねえのか~」
などと思っていたら案の定大事な場面で出てきた!

やはり力のある投手なのである!

なるほどヤハリそうか!俺の目もナカナカ鋭いな!

などと勝手に自画自賛していたら、この投手が乱調になってしまった・・・(あ、智弁を応援している身としてはありがたいのだが)

あっ、これがあるからエースじゃねえのか~などと思っているうちに同点になった。

そして最終回に逆転サヨナラとなりました。

この継投は私は面白く解釈していた。
日高としても、この継投が決まれば大きな完勝であっただけに夏に向けてかなりの意味のある勝利になったハズだった!おそらくそこを狙ったのではないかと思う。

第3者から結果論的にいえば「動かなきゃよかったのに~」というものであるが、そういうのは当事者ならではの事情がある。なにが正しいというものではないだろう。


ただ、せっかく有料(700円)で観戦していた身としては、継投をああじゃこうじゃ言うのもまた楽しみなのでお許し願いたいところである。


う~ん、俺の野球観もまだまだ錆びていないな・・・

勝負師としての勘もさえてきたかな・・・

と思ってミッドナイト(競輪)に手を出してやられた・・・

所詮、誰でも言えるようなことしか言えない私なのであった・・・

とりあえず応援しているほうが勝ってメデタシ。