新チームの練習でございます。
写真は、ボール回しの説明をしているところであります。ただ単に右回り左回りをやっていては、見ているこちらもツライものがあります。ランニングスローを掛け合わせたボール回し、バスケットボールでやっているような形の野球版のようなことをやってみました。
こういう地面に図面を書きながらのような作戦会議的な集合は実は選手は好きなものでございます。
「今、まさに俺は野球部で野球を教えてもらってるな!」という生きがいを感じるものであります。
アタマを寄せ合って「ヒソヒソと話をする秘密作戦会議風話し方」を皆様どうぞお試しください(笑)
こういう感じの集合は大抵の場合、精神論的説教になるケースが多く、儀礼的な雰囲気になってまいります。
和歌山の日差しは強うございます。
膝の裏の日焼けが大変に痛くなっております。
新チームと言えばボール回しで明け暮れるというのが定番であります。
ボール回しというのはキャッチボールができているメンバーであれば楽しい練習ではありますが、未熟な場合はただただ絶望感が増大する練習であるのは野球人であれば経験していることと思われます。
「ボール回しが上手くなるからキャッチボールが上手くなるのか、キャッチボールができているからボール回しが上手いのか・・・」
なまじっか「ノーエラー10周できるまで!」などという定番のプレッシャーのかけ方もありますが、状況によってはいじめの温床になりかねないものでもあります。
とはいえ、できない者を外して・・・という方式もこれまた格差社会などという言葉が頭をよぎり難しいものがあります。
この日は、ボール回しのテンポを作るためのペースメーカーとして、
ヒラセ組員をボール回しに参加させたところ
ヒラセ組員がイップス(暴投連発)を発動し、むしろテンポが悪くなり、ただただ高校生に気を遣わせるという状況に陥り、ヒラセ組員に深い心の傷を負わせてしまいました。
イップスの傷の癒えないヒラセ組員(右)を中西投手に慰めてもらうの図・・・
笑わんかいヒラセ!いつまでもメソメソしてるんじゃない!
中西投手を見ろ!これまで幾度となく
「負けられない試合を負けてきた男」だぞ!
それを乗り越えた笑顔を見習いなさい!
三塁コーチャーの練習!
こういうのは指導者が率先して見本を示せば、けっこう選手も喜んでやるものです。
いずれ、書くと思いますが、3塁コーチャーというのはナカナカ楽しいものでして、一つのパフォーマンスでもあります。
それいけゴ~ッ!
なんてなこともハリキッテやってみせないと選手もノリマセン。
さて、新チームの練習をしておりますが、夏の大会の地方予選はいよいよクライマックスを迎えておりますね。
ノボル先生はナカナカいい試合をして初戦を突破しておりました。
川崎トレーナーの関西創価高校は0-1で4回戦で敗退してしまったということで惜しい!
ターミネーター監督の狭山高校に至っては、初戦敗退なのにも関わらず
2・5試合(延長15回引き分け再試合)をこなすという偉業を達成!
さすがネタを提供してくれます!ただでは終わりません!
あとはこっちか1番センターで出場しております!(大したもんだ)
お~、いったか~と思ったらポール際ファウルでしたが・・・
難しいことは分かりませんがヒットが出るようになったからいいんでないのと・・・
大事な準々決勝と準決勝でタイムリーを2本ずつ打つというヒキの強さを発揮しております。
甲子園までいよいよリーチ!世間的には決まりでしょ、という雰囲気かもしれないが、チームはそれほど余裕はない!
しかも勝負弱い私が応援しているだけあって結構不安も・・・
少し明るくなってきたな・・・
さ~て・・・
2010年に初めて指導した時からはや5年・・・(写真は当時)
こうして見ると小学生の時から雰囲気が違ったな・・・
結果が出るかな・・・
私が関西医療大学にきて学生と共に指導した選手から初の甲子園選手が出るか!
思い起こせば色々な学生にお世話になりました。
さ~、どうなりますやら!