和歌山県の春季県大会を観戦にいく・・・・
この日は
第1試合で智弁和歌山VS田辺高校
第2試合で我が星林高校VS日高高校
という顔ぶれであった。
よし!いよいよ、先日購入した望遠レンズの威力を発揮する場面がやってきた!
と鼻息を荒くして観戦にいった!
早めに球場にいき、よい場所を探索していると、上には上がいてというか、とんでもないバズーカーのような望遠レンズ(おそらく100万)を持ち歩いている猛者もいて場所とりにも腰が引けてしまった。
レンズのことを調べなければ相手がどの程度か分からないのだが、
なまじっか望遠レンズを選んでいるときにカタログで最高峰クラスのレンズにも一応目を通してしまっているため、「あ~あのレンズを使っているんだな~」などと分かってしまいかえってビビッてしまった。
まぁ、こういうのも楽しいのですけど・・・・
試合前のノックを打つI監督 緊張からなのか、選手がポロポロとエラーをするもので、何度も打ち直してあげておりました。つくづく優しい監督さんです。
ご苦労さまでした。
と、こうして指導者の写真をあげているということでお察しの通り・・・
試合は負けてしまいました・・・(コールド負け)
最初の失点のあと粘ってはおったのですが・・・
トレーニングの指導をしている身としましては、強くできなくて本当に申し訳ありません。
何かやっぱり間違えているのだろうな~と反省しております。(勝つことが正しいとすれば)
「今の高校生は~」とか、「ここの生徒は~」などというマクラで話せばいくらでもありますが、そういうことではなくて、何か編み出す根性を持たねばと思いますが・・・
ついつい「まぁ、いっか選手もそれで満足なことだし・・・」となる自分との戦いですね。
とりあえず、私とかみ合っていないことは確かです。
いや、ケンカになってるわけではなく、むしろ反対で、なにも波風立ちません。
波風が立たないというのはいいことばかりではないのかもしれません。
ただお互いにエネルギーがないだけだったりするのかもしれません。
そりゃ私だって仲良くやりたいです。
・・・といって彼らに合わせたんじゃ私の価値がないか~と思ってみたりして。
今の高校生の中で野球が変わっていることは確かです。
(いや、戦術が・・・とか打ち方が・・・とかではなく野球そのものの存在位置というか人生の中での位置づけが変わってきてます)
今の高校生を見ていると「俺が間違っていたのではないか?」とつくづく思います(笑)
「野球だって数あるスポーツの中のひとつじゃねえか」と突きつけられている気持ちです。
もっといえば
「あんたらの世代は野球やってりゃよかったかもしれないけど、もう野球に夢は無い時代に、それに費やしすぎて人生を犠牲にしてられないでしょ
」なんて言われている気持ちです。
う~ん、私って、『野球は特別だ』という意識を持ちすぎていたのではないか?
そんな気がします。
いや、そうとでも思わなきゃやってられなかったわけですけど・・・
なんか違った気もします。
今の高校生のほうがよっぽど冷静に見えますね。冷めちゃってるといいますか・・・
「こんなもんじゃねえか」って感じが随分つよいといいますか・・・
ほんでもって第一試合は個人応援でございますが・・・
この日は一番センターで出ていた野口ハルキ選手・・・
なんとなく雰囲気はよろしいんでございますが・・・
この日はヒットは出ませんでした。
試合も大接戦というか、負けそうでございました。
まぁもともと相手の田辺高校は、いつも粘り強い野球をする高校でありまして、けっこうな進学校でもあるそうで勉強で培った根性を感じさせる野球をします。
スコアを見ながら展開をイメージしてみてください。
いかに泡食った展開であったかわかるかと思います。
最後もバックホームでアウトだったですから・・・
まぁ~どこも勝つのは大変でございます。
高校生の気持ちをどうやってつかめるか・・・