通勤のラジオでちょいと話題が出て面白そうだから買ってみた雑誌・・・
最近、すっかり雑誌というものを買わなくなりました。
漫画も読まなくなったな~
最近は電車の中なんかでもジャンプだマガジンを読んでいる人ってホントに少なくなりましたね。
いい歳して電車の中でジャンプなんか読んでたら恥ずかしいのでは・・・なんて思っていた時期もありましたが、今では皆さんスマホでございますね。
私はいまだにガラケーでございますけども何も不自由しておりません・・・・
な~んて、言い回しが色々な場面でよくありますけども、
これって本人は不自由していないつもりでも周囲が迷惑しているパターンもある気がするようになってきた今日この頃でございます(笑)
「お前は良くてもこっちが困るんじゃバカタレ!勝ち誇ってるんじゃない!」
なんて思われていることって多そうですが皆さんいかが?
まぁ、私の場合は自分がスマホを持っていない分、すぐに近くの人に
『ちょっとスマホで調べてみてくれる?』なんていう事もありますから、ある意味で一番迷惑かけている人間なのかもしれません。
話を戻して雑誌・・・
『二十歳ですべてが決まるわけじゃないけど、
ここで頑張るのもいいもんだ。』
こんなこと言えるセンスが欲しいな~ と思う今日この頃です。
なんていうか、説教がましい正論でもなく、
『ちょっとやってみっか』と思わせるじゃないですか。
なんかこのコピーが気に入って雑誌を買いました。
内容は現在活躍している著名人の方たちの20歳のころを思い出してもらっているインタビューです。
リリーフランキーさんの記事には惹かれました。
『プライドは低く、美意識は高く』
自分より、自分が好きなものを守りたいという気持ちがあれば、自分のためのプライドはいらなくなる。
「20代の人が必ず通る風疹みたいな病があって、それは自分を高みにおいて人を批判するということ。若気の至りと言えばそれまでだけど。(中略)でも、その言い方に芸が欲しいよね」
ではその芸をつけるために
『批判している相手より自分が最低だって自覚して話すこと。
若いころはイケてないとか、人よりつまらないとか認めたくないだろうけど、
イケてない時期なんて20代のうちに済ませておいたほうが絶対にいいんだから。
年とって、それをまだやっているのが一番ツライ』
「20代は、いつか矛盾を飲み込まないといけないときが必ず来るでしょ。
例えば、自分がバカにしていた会社にも受からず、その3段階くらい下の会社に入って上司におべっかを使って給料をもらうっていう人生を送らないといけない。
そんなときにプライドを低くして、美意識が高ければ頭を下げることだってストレスがなくなる。そこがスタート地点で、それからその人なりの芸が磨かれていくんじゃないですか。それが一番最初の能力だと思う。」
なんかいいな。
こんな話って、実はみんな聞きたがっているんじゃないかな。
こういう話をじっくり聞いてる時間がないんだよな~
厳しく説教してしまうと辞めてしまうので「褒め方」についてのを研修を受けている。
そらもう~こりゃ大変だという状況でした。
「今の若者は怒られていない、怒られなれていない、だから軟弱だ」
「俺らはしょっちゅう怒られたもんだ」
なんてなことを言っておりますが、だから恵まれていたんじゃないですか。
現代の若者はとてつもなく厳しい。
なんといっても
「やり直しが効く段階では怒ってもらえず、怒られるようなことをしたときにはすでにアウトになっている」
昔は怒られた後に復帰できるチャンスがあったのだと思います。
それは、まだ罪が確定する前に怒ってくれたから・・・
今は、とにかく失敗できないと思っているプレッシャーが学生にはありますからね。
これは今後も続くのではないでしょうか。
ただ、これを読んでいるのが学生さんだという前提で言っておくと
「失敗できない」のではなく実は「失敗させてもらえてない」のですよ。
無理難題をふっかけられたりってしてます?ほとんど無いでしょ?
失敗させるって一つのコストなので
、能力のないのには「失敗」させてる余裕がないのです。
・・・で、教員(大人)としてはどうするか?
「失敗しない課題しか出さない」なのでございます。
選手を鍛えるコーチングの手段としては、通用しない負ける相手に挑ませるというのは一流選手を育てようとしたら必ず行うやり方です。(もちろんフォローします)
高校野球の監督を見れば分かるけど、
「今年のチームは育て甲斐(素質)があるぜ~」と思えば自然と強い相手と練習試合を組んだりするものですよね。
ちなみに、我がS林高校は今の新チームの夏に遠征であのW大実業とN大三高と試合を組んで、見事に話題のK宮くんから一発を頂いている。
これだけでも、今年のチームにいかに気合が入っているか分かるでありましょう。
ちなみに、この2校とも選抜に出場しているとはなんというか・・・
さすがO山部長!見る目がある!
とにかく
能力あるやつしか注意されていない!
もっと言えば相手にされていない!
注意するほうが、「これで文句言われたらタマラン」と思っているから、はっきりするまで放っておくし、誰かに説教しておいてもらおうとしている。
まぁ、社会のほうでは「今の学校は指導してない」というだろうが、指導なんて、したらしたで「体罰だ、ブラックだ」言っていたわけでその恩恵(?)がブーメランで会社に来ているということではないでしょうか。
ちなみに、私のところの組員と呼ばれていた学生は社会で随分と評価がよろしく、色々なところから「先生のところの学生をぜひ・・・」なんてなことを言われるが、手間もお金も情念もかけてましたから。その上恨まれるし。
なんか損だな・・・
よ~し
今後は恨まれる役は担当の先生に振ることにする。
担当の先生
学生よ、こっちの先生にちゃんとできるようになるまで人間性も含めて指導してもらいなさい。
『プライドは高く!美意識は低く!』を実践されている先生だから、
実生活には大変に役立つ哲学が得られます!
悩んでいる学生さんはちょいとこの雑誌は面白いかもよ。
「あの人も二十歳は泥沼だった」なんてのがよ~く分かって楽しいよ。