kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

うざく青春野球でV

やつから電話が鳴った・・・

その声はガラガラで聞き取りにくかった(笑)

「やりましたぜ、組長」
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電話のヌシは東海大静岡翔洋高校野球部監督原俊介監督であった。

ナント!静岡県大会を優勝した!
就任したのが昨年の4月であるから1年でチームを見事に勝たせた!
ちなみに、この高校としては25年ぶりのタイトルであった。

原俊介監督の指導はアツイ!声がデカイ!

そのデカイ声で試合中は選手を励まし続けているという。

『勇気を持って投げこめ~!』
『エラーしたあいつを助けてやれ~』
『四球を出した投手を助けてやれ~』

などと吠えているという。

こんな青臭いセリフデッカイ声で言われたら選手はどうなのだろうか(笑)

『僕は青春野球ですから』

と原監督はいう(笑)

「いいね~!そういうちょっと笑われそうな(というより笑われている)セリフを監督が堂々と言ってくれたら選手は嬉しいだろうな」

なんていいながらの電話は楽しかった。

これまでの監督のスタイルにはないスタイルだと思う。

プロ野球あがりの監督なのにそんな「ダサい」スタイルをよくとれるな・・

と思ってしまいそうだが、逆にそこは元巨人のドラ1の苦悩を味わったからこそできるスタイルなのだと思う。

あの当時の巨人は長嶋監督のもとでFA全盛時代であった。

あの中に高卒で飛び込んでいった孤独感、絶望感・・・
ファンの冷たさ、ありがたさ・・・

通常の人生では味わえない心境を体験したからこそ、
監督がカッコつけるためではない、選手によりそう指導ができているのではないかと思う。


11年の選手生活のほとんどは2軍暮らしであった原監督・・・

当然、私も読売ランドにはよく通った(笑)

2軍の野球って、ほんとに色々なものを感じれます。



ちなみに、青臭いことをほえてりゃ勝てるほど高校野球は甘くありません。


意外にといっちゃ失礼であるが、けっこう細かいところまで指導しています。

走塁に関しての指導は実にきめ細かくやっています。そこはさすがプロです。

そして、
自ら寮に泊まり込み、私生活の指導からやっています。
学校では教員として自らが校内の清掃活動なども率先して行い周囲の職員に認めてもらえるように頑張っているそうです。
その上で部員たちには応援してもらえる野球部を目指して学校での姿勢を指導するなど奮闘しています。

今の高校生をグイグイと引っ張っていくスタイルは古いのか新しいのかは分かりませんが、一つの結果を出しました。


とても勇気をもらえるニュースでした。