「お~い!こばやしさ~ん」
と声をかけた・・
「あ~、どうも~!楽しんでいってください」
「いや~いつもありがとね~」
なんて、金網にへばりついて観戦しているファンの中から、グラウンドの中に居る人に試合前に声をかけるのはちょっとした優越感だったりする(笑)
プロ野球を現地で生観戦するならば、可能な限り早めに行ってみると試合前の練習を観れる。(ただしビジター側の)
お~モリ監督だ~ (手前は小林さんの後頭部)
お~こっちに来たぞ~
なんて思ってみていたら・・・
監督は、いつも通りのように小林さんにノックバットを渡し、小林さんと一緒にベンチ裏に消えていった。
そう、小林さんはただの裏方さんではなく、監督の秘書のようについているのである。
あまり表に出ることはもちろんないが、こういう小林さんの位置というのは誰でもなれるわけでもないのはもちろん、正式な仕事名があるわけではないが、非常に面白い位置なハズである。
ただの野球選手上がりなのではない証拠である。
監督からしてみりゃ、「お前は、ここにいろ」と言われる位置である。
この位置の意味を説明しろと言われると、ワカラナイ人にはまったくワカラナイ位置であるが、ワカル人にはわかる。ならない人は、とことんならないし、なる人はすぐこの位置になる。
とにかく、この位置は相当に面白い。
実は私もこれまで、出会ったすべての監督や先生から、このような位置で扱ってもらっておりました。
かなり機転の利くアタマがないとダメ、ただ賢いだけではダメでユーモアも分かる、ユーモアを出せる、話が面白い、度胸もある、分をわきまえる、引くところは引く、ボスの分の泥をかぶるときはかぶる、理不尽を呑みこめる、黙ってられる、業界に対する深い愛情、責任感、周囲への気遣い、状況でさっと自腹をキレる・・・・などなどあげてみたが、やはり安心感がある人柄ということだろうか。
すげえ位置で仕事してるな~と感心してしまいました。
これからが楽しみな小林さんです。
さて・・・
せっかく、望遠レンズで撮影をしているものだから・・・
阪神、ウメノ選手
私・・自分が捕手だったこともあるのですが、レガース姿ってなんかやっぱカッコいいと思ってしまいます。
ウエモト選手のボールへの入り・・・
やっぱプロは態勢が低いな~
バウンドと同じ高さまで目線を下げてますが、この位置って案外できないものですよ。太ももと胸がつくくらいに股関節を折り曲げています。
動きの中でこの態勢に入れているところが凄いです。
膝ではなく股関節です。
この形の練習もよくやったな~(笑)
キャッチャーのバント処理で捕り損ねってけっこう多いんですよ~
左側にボールを置きながら入り、左足はカカトから着地、ほんでもって必ず両手でボールを捕るところを見る!
そしてそこからの~
左カカトから着地して左足のカカトからつま先方向に横にスライド荷重していく時の
この形が私は大好きなんですよ~(笑)
ここで上がってしまうキャッチャーをみると、
「そこを滑らかにいってほしいのによ~」
なんてかってに思っているわけです(変態ですね 笑)
そっから今度は、上体が浮き上がらないように股関節を使いながらも頭がつんのめらないように足を運ぶ。右足内側の土踏まずを投球方向へ向けていく・・・
あっ・・・・
また写真の掲載容量が限界になってしまいました(泣)
前回はジョーダンが足をあげて下ろしただけで話が終わってしまいましたが、
今度はキャッチャーがゴロを捕ってステップしただけで終わってしまいました。(笑)
私は、このキャッチャーの連続写真だけでも、うっとりしてられます(笑)
ちなみにこの日の試合は、ジョーダン好投でなんと中日が2-1で勝ちました。