ちょっとここ最近、力んだ投稿をしすぎておりますが、このままでいくと、ドンドンと力んだネタを入れねばとなるようになり、この調子だと大抵はちかいうちに終末を迎えるというのが世の常であります。
ちょうど、少年漫画で戦うタイプの漫画の場合に次々と敵は強くなり、さらにそれにともなって主人公もどんどんと強くしているうちに、
日本一から世界一、宇宙一などとなっていきワケが分からなくなって大概終わるというのがありますが、
継続をモットーとするこのブログとしては一度、目先を変えねばなりません(汗)
ちなみに、「かかと」だ「つま先」だの回は、とぼけた学生とのコントのようなネタのオチのつもりであったのに、思いのほか専門的な話になりまして落とせなかった感があります(笑)
なんでもエスカレートは、ほどほどにしないとよくありませんからね。
・・・というわけで、私の目先の変更といえば金魚でございます(笑)
いったい何でしょうかこの看板は?
どこかの暴走族でも今時、こんな名前はつけないかと思いますが・・・・
ワタシ・・・・この怪しげな団体に入会するハメになってしまいました・・・
これはですね・・・
大蘭会 「ジャンボオランダ獅子頭の会」でございます。
大(ジャンボ)蘭(オランダ獅子頭)の会でございます。
行きつけの金魚屋の店長の熱気に押し切られてしまいました・・・
研究会・・・トレーナーさんたちの言うところのセミナーにあたるようなものでありましょうか・・・・
青子分譲会とありますが、青子とは3~4センチほどの大きさのやつのことでそれを会員さんにだけ格安でお譲りしますよ・・・ということであります。
ちなみに、金魚は生まれてからの30日くらいは非常に勝負でして、
そらもうミジンコ食べさせたり、ブラインシュリンプというのがありまして、
昔の教材かなんかで「カブトエビ」を育てたことのある方はイメージが湧きやすいかと思いますが、そんなのを育てて餌としてガンガンやらないと、まずマトモに育ちません。
金魚を飼いたいんだかミジンコを飼いたいんだかわけが分かりません(笑)
ちなみに、餌のつもりでミジンコを捕っているうちに、
「こいつもなかなか可愛いな・・・」などと愛着が湧いてきて、
ミジンコ飼育に熱を上げるようになる人もいるとかいないとか(笑)
いわゆる市販の金魚のエサでいけるまでは、いわゆるプランクトンをどう確保するかなのであります。
プロの朝はミジンコ捕りから始まるという人もいるわけですから・・・お近くに沼のあるかたはどうぞ(笑)
ワタシはとてもとても・・・
さらには、大量に生まれた稚魚もまともなのはいいとこ半分くらいでしょうから、
選別と称した間引きをガンガンとするワケであります。
もう、生き物を飼いたいんだか殺したいんだかワケが分かりません。
・・・というわけで、そういう部分をプロにやってもらって残ったやつを譲りますよ・・・という会なのであります。
普及を祈って、イイヤツを譲るから育ててみて頂戴というのである。
ちなみに、このレベルのやつは一般のショップでは入りません。
・・・とのことです。
「品評会をやりますから、ぜひ育てて出品してください!一緒に盛り上げていきまよう!」
・・・と店長だが、その鋭い目つきに
「いや~、私、キラクなギャラリーでいいんですけど・・・」
と、心で叫ぶも
「はっ、はい・・・・でも、育てられるかしら・・・?」
などと一応、逃げの保険セリフを吐いてみたものの・・・
「大丈夫です、私がアドバイスしますから・・・」と、これまた目つきが少々コワイ・・・
「あ~、じゃあそのアドバイスとは?」と私が訪ねると・・・
その答えはとても金魚屋とは思えないものであった。
「とにかく、死んでもしょうがないくらいに餌をやり続けてください!」
・・・というものであった。
「え~、死んだらダメじゃないですか~」と弱々しく反撃する私に・・・
「いや、そんときはそんときで仕方ないと思ってください!また挑戦したらいいんです!組長が悪いわけじゃないんです」
「う~ん、そんじゃアンタが悪いんじゃ・・・」などと口に出せるわけはなく・・・
また死んだら買うハメに・・・
しかも死ぬほど餌をやるにも出費が・・・
ここで皆さま・・・
金魚飼育には大きく二通りありまして、
長生きさせるためには、人間と一緒で規則正しく少食が基本です。水の汚れもありますし・・・基本はこうして飼いましょう!
餌をやるほどに水は汚れます。
もう一つは、餌を大量にやった上で、水替えもバンバンやる。
プロは、飼い込み期(太らせる時期)には毎日だそうです。
水替えの刺激で食欲も増すそうであります。
『プロはこれくらいやります』・・・と店長、
「いや~俺はプロじゃねえし・・・」とは言いにくい状況・・・
ふと思う・・・・
「そうか~私にプレッシャーを感じている学生ってこんな感じなのか・・・」と(汗)
学生にしてみりゃ、
「俺は一言も野球のトレーナーになりたいなんて言ってないのに、組長の顔を見てたら言い出せない・・・」ってなものであったのだろうと・・・
組員の皆さん、どうもすいませんでした。
死んだら死んだで仕方ない・・・か、
なんだか、私のやってた高校野球みたいだな・・・(笑)
高校野球にも二通りありまして、高校の部活として生徒の満足を重視するタイプと、
「高校に仕事に来てる」みたいな世界もありまして、
「壊れたヤツはそれはそれで仕方ない!壊したくてやってるわけじゃないけど、それ以上に勝つのが義務!青春ってなに?」
という世界ではそれこそどんぶり飯を何杯も食べさせるというのもあったりします。
というわけで、分譲してもらったのがこの5匹!
(値段が110円という意味ではありませんぞ!サイズを掴むためですよ)
ワタシなりに10袋くらいの中から選んだわけですが・・・・
どこを見りゃいいんだか・・・
見る人が見るともうこの時点で「あ~こいつの尾がすぼんでる」だの「この目幅がどうの」と色々とあるようでございますが左はしのやつが一番デカかったので、
ジャンボオランダなんだからデカイほうがいいんじゃねえか?という単純な発想でありました。
ちなみに、その一匹は「これは尾がすぼみ気味だから、将来の種用だね」なんて言われてしまいました(汗)
いいんです、いいんです最初ですから(笑)
あとは、今いるコイツをどこまで育てられるか・・・・
強化指定選手に指名してやっておりますが・・・・
ちょっとビビっております。以前も、餌をやりまくって死なせたことがありますんで・・・
「ビビってちゃいけません」・・・と店長の目
「そらビビりますよ、けっこういい値段したんだから、あなたから買って・・・」
・・・と、心の中で叫ぶのでありました。
ノーマルな金魚飼育の方は参考にしてはいけませんので念のため・・・
この水草から花が咲くのを初めて見ました。
この草って花が咲くんですね・・・
なんとなく、アニーローリーを口ずさんでしまいました(笑)
気楽に書いたつもりが、個人的な熱量は今回が一番高い(笑)