お~いいバッティングしてますな~
ベンチの応援もビビッております(笑)
それもそのはず、この方は熊取町内に
4つある大学のうちのひとつの硬式野球部のコーチであります(笑)
どういうこっちゃ?といいますと、
ワタシの職場である関西医療大学があるのは
その熊取町には、他にも
3つの大学があります。
ということで、各大学や熊取町の事務職員さん同士のコミュニケーションを取るために毎年
「交流のきっかけづくり」の
企画を持ち回りでやっております。
今年は、我が関西医療大学が当番になったということで、
「さて、何をしたものか?」
事務所の職員さんはアタマを悩ませていたのであります。
やはり、せっかく集まったからには
「あそこの大学はツマラナカッタ」と言われてはメンツが立たん!ということではありますが、
『面白いを作る!』というのはナカナカ大変なものであります。
そこで、「そういうことだけは得意なのがおります」ということで、ワタシに白羽の矢が立ったのであります(笑)
そらも~
「先生が頼りです~! ヨッ!大統領!」
って感じでこの企画の担当をした女性事務職員さんには随分と持ち上げていただいて、
おだてられるとすぐその気になるワタシはホイホイと引き受けたのであります。
ワタシの運動教室『ここトレ』で行っているアイザワ式野球ゲームを行いました。
かなりの盛り上がりでございました。
・・・と、これだけで終わったらこれを読んでいる学生さんあたりは人生経験が少ないから
「へ~、そうやって遊んでることがなんになるわけ?」
などと思ってしまいそうですが・・・
実は大人同士が心を開いて交流する場を作るというのはけっこう難しいのです。
『交流』する仕掛けをつくることは重要なのです。
ここに参加している事務職員さんたちは、皆さん仕事で来ているわけで、ここで心を開いた関係になれたら今後の仕事の連携などにつながります・・・
でも、つい遠慮がちというか、失礼のないようにばかりが先にたって結局大して交流できないことが多いのです。
交流を促す工夫
野球といえばスコアボードですが、そこに名前を書いてます。
こうすることで自然に名前を確認して呼びやすくなります。
そのスコアボードの前に二人の学生がいますが、左の女子学生にはマイクをつけてあって、ウグイス嬢をしてもらいました。
「2番、バッター シバハラ 関西医療大学~♪」
・・・と陽気にアナウンスしてもらっています。
これによって一気に雰囲気が良くなります。
当然、何度も名前を呼ばれりゃ覚えやすいですね。
そんなところにこそ、かなり神経を使うのがワタシです。
やらなきゃいけないワケではないけど、やってもらえると嬉しい、
助かる、かゆいところに手が届く・・・
「仕事のノルマでもない、このために、そこまでやるか!」を言わせたい(笑)
実はそういうとこが感動を生むというか、
もうこんなの自分で言っちゃいけないけど、
頼んだ事務職員さんに信頼されることにつながって、
ワタシがうっかりしたときに助けてもらったりするわけでございます(笑)
学生への極意のアドバイスということで・・・
「やらなきゃいけないんですか~」なんてナンセンスなこと言いながら嫌々やるのなんて最悪だぞ。
トレーナーがそういうセンスあったら今頃、仕事なんて沢山あるわいな。
ちなみに・・・
この野球がどれだけの効果と社会的価値があるのか?
という話は最初にちゃんとしています。
そらそうだ、ただの野球ゲームのために大の大人が時間を割いて集まるわけないんですから。
この企画のために3ヶ月前から企画を担当した事務職員さんは、企画やら調整やら様々な手配をしているわけで・・・
その担当事務職員さんから、
「こちらの先生は~」と、ワタシのことをとてもスゴイ先生で、この企画の担当するにふさわしい先生です!という体で紹介してくれたのでやりやすかったわけであります。
まぁ「ヒマな先生がこの人しか居なかったもんで」とは言えませんから(笑)
そこはホンネとタテマエの世界であります(笑)
いきなり本格的な雰囲気になって学生も驚いたようでありました。
事前に「今日は大事なミッションだからな!」とワタシが鬼の形相で言っても、
「またまた~そんな顔して~」と笑っていたのですが、
事務員さんの本格的な紹介と、いきなりスイッチが入った私に緊張しておりました(笑)
打者は、ハレマさん(関西医療大学事務)
あんまりバットに当たりませんでしたが、メガネとったら男前です(笑)
最後に礼!
左端で礼をしてないのがサカウエさん(関西医療大学事務)そういう人です(笑)
最後に記念撮影!
楽しい交流ができました。
「今後もおねがいしま~す!」と気持ちよく解散する雰囲気が作れました。
この企画を頼んだ事務職員さんからも「先生に頼んでよかった」と喜んでもらえました。
「まぁ、あぁいうのをやるから大学においてもらってますからアハハ!」などと勝ち誇ってみましたが・・
実は内心、とてもホッとしました。(笑)
スベル可能性も高かったですしね(汗)
だって、いきなり初対面の60分で
他人同士のあつまりの15人の大人を
勉強になる内容を含みつつも楽しませるって
けっこう難しいですぞ(笑)