グラウンド整備をする道具として代表的な『トンボ』
これは、単なる整備の道具ではありません。
このトンボは、選手以外の人間にとって、
しかも野球好きだが選手ではない立場にとって、
憧れの選手のいる関係者以外立ち入り禁止フィールドに立てる
「通行証」の役割を持ちます（笑）
ＧＷ後半戦が始まった日、
この男は、その威力を存分に使い野球オタクにとっては聖地である
『練習中の選手の中』に
モノの見事に潜り込んで至福の時間を過ごしていた。
見てくださいこのニシダ君の顔！
全く、グラウンドを整備しようという気持ちが感じられません（笑）
もう完全に、
『特等席で練習を観れる歓び』
に満ち溢れています。
トレーナーの勉強で来ていることを忘れております（笑）
トンボを持っただけのクセして
「チームの一員ヅラ」
して選手と会話しております（笑）
そら嬉しいでしょうな～
甲子園出場選手ばかりですからね。
というワケで、
野球トレーナー志望の学生を連れて、
社会人野球チームの現場実習へ行ってきました。
この日は試合でしたので、出場後の選手にアイシングをしていました。
さすが、関西医療大学のトレーナーの先生方が仕込んでいるだけあって、
スムーズな作業っぷりでございました。
もう一人の、ホントにトレーナーをやりたいと思っている
シノミヤくんは、ノックのボール渡しもさせてもらいました。
このボール渡しというのは簡単なようで、けっこうタイミングが難しいのです。
初めての人はちょっと戸惑うと思います。
でも、選手の近くに寄れるという意味ではそれはそれは嬉しい仕事です。
前回、ピッチング談義を交わした選手も好内容なピッチングでありました。
このカメラが生産停止になっていて、実はとんでもない値段がネット上でついているという・・・（汗）
おかげでニシダくんも
「仕事がある喜び」
を噛みしめて嬉々として
得点板（スコアボード）係をしておりました。
トンボと得点板のおかげで、
今回が初めての参加となったニシダくんも
寂しい思いをすることなく過ごすことができました。
やはり、
「自分の仕事（役割）がない」というのがツライのは社会も野球も同じです。
あと、やはり、
名札の効果は絶大でした。
試合後の自主練習時間・・・
全体練習のあとの夕暮れ時のひと時・・・
この時間って、なんとも言えない心地よさがあるのです。
昼間の緊張から解き放たれて、各人の思い思いの練習をする時間・・・
「あれ？さっきもノックやったじゃない？また同じノックするの？」
なんて思われるでしょうが、知っている人は知っている、
こういうノックはまた格別なのです。
運動形式は一緒でも、心のありようが全く違うのです。
高校生なんかでも、
全体練習のあとにこんな時間を持ったら
選手との信頼関係ってグッと深まると思います。
なんだかんだで付き合ってくれる人ですもんね。
コーチだって表情が違います。
昼間のノックが『成果を求められる仕事』ならば、
このノックは「研究」かな？（笑）
『仕事』も『研究』もどっちも大事です。
研究仲間ってまた格別です。
研究仲間というテーマでまた書けるな
そして、その「研究時間」を
眺めるのもこれまた気持ちいいんです。
ワタシもかつては2軍の練習を観に行ってこの時間を観るのがとても楽しみでした。
選手がいい顔してるんですよ。
ニシダくんも見とれておりました。
その気持ち・・・よ～くわかります。
これを分かってくれる仲間で仕事ができたら最高だと思います。
なんか・・・・
いい話書いちゃったな。
ＧＷだからまぁいいか（笑）
