kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

ぽっとじゃね~んだよ

ワタシが高校生だったころのお話

野球部で東北地方(岩手・山形)に招待試合としての遠征に帯同させてもらったときのこと・・・

当時、控え捕手でしかも下級生だったワタシがその遠征メンバーに入れてもらえたのは
ブルペン捕手兼マネージャー業務(監督の付き人および、スコアブック係などなど)があったからである。

さて、東北までの新幹線・・・

監督の隣の席・・・そこにはワタシが当然おさまった。

誰もがいやがる監督の隣だが、
ワタシにとっては嬉しい位置であった。

まず、先輩のパシリにされる恐れがない。

そもそも上級生だらけのメンバーの中で下級生は
ワタシとあと二人くらいしかいないのである。

こんなもん、普通だったら猛獣の中の羊みたいなものである(笑)

そして、そういう時の監督はとても優しい

・・というか面白い話が沢山きけるのである。

ワタシの高校時代の監督は村中監督といって、
巨人の監督に復帰した原さんの時のエース投手だったお方でありまして、
そらもうワタシにとっても雲の上の神様みたいな存在でありました。

その神様から当時の話などを直接聞けるわけですから、
これはオイシイ以外なにものでもありません


その新幹線の道中、ふと監督が

「お前、これが何か知ってるか?」

・・・とワタシに
監督の持ってきたボストンバッグのマークを指差した

イメージ 1

こんなマークがついておりました。


当時、ブランドといえばスポーツメーカー・・

もっといえば、野球用品のブランドくらいしか知りませんワタシは、

このマークを見て

「あ~これは、ゾウジルシ象印)ですか」

マジメに答えた

すると監督は

「お前!ポットじゃねんだぞバカヤロウ!」

・・・と、突っ込まれた(汗)

「あっ、違うんですか (汗)」とワタシ


「お前、これ20万くらいすんだぞ!」

「え~!ホントですか~!」

・・・と、値段を聞いた途端にカバンが違うものに見えてくる(笑)


「カバンに20万かけんのかよ~」と驚いたと共に、

「俺もいつかこのブランドのものを持ってみたい
と夢見たのでありました。


月日は流れ・・・

先日、ワタシが使っていた財布が破れてしまい

『これを機に財布を買おう!』

と決意した。

ふと、このブランドのことを思い出したので、
ヨシ、買うぞ!と気合を入れて阪急百貨店にいく。

阪急といえば、
ワタシの世代で関東人だと、

ブーマーとかアニマル(知ってます?笑)

に加えてアンダースローの山田さんという感じで
乱闘とか無骨みたいなイメージだったが、

関西の人に聞くとけっこう上品なんですってね(笑)

その百貨店なんて私なんて歩いていていいんだろうか?

・・と、オロオロしながらようやくブランドコーナーに立ち寄る。

イメージ 2

さ~ どっちにするか~

・・・と悩むこと20分、

店員さんが優しいもんで監督とのエピソードまで喋ってしまう。

このブランドの『ド定番』であるが、今回はこの定番こそである。

イメージ 3
結局・・・ネイビーにする。

グリーンは、グリーンの好きな大将さんに写真を送って勧めてみた
 強要された大将さんにとってもいい迷惑であっただろう・・・
 ワタシは尊敬する監督のイメージだが・・・
 大将さんにとってのワタシは果たして・・・
 踏み絵みたいなもんですな。


さて・・・・


さっそく財布の詰め替え作業をする・・・・


ここで重要なことに気が付いた・・・・


店員さんから、
「皮が伸びるから、カードは1ポケットに1枚がいいですよ」
と言われて、浮かれて聞いているから

「あ~ハイハイ」

と、店では適当に返事をしていたが・・・


思いのほか財布の中にカードって多かったのね・・・


銀行関連、免許に、コンビニ関連、ガソリンスタンド関連、クレジットにETC、保険証やらお店のポイントカードずらずらと・・・

全部入れようとしたら・・・

せっかく
スタイリッシュな折りたたみ財布なのに閉まらず直線の財布になってしまう・・・

モテようとして買った財布がこれでは意味がない



そうか・・・
そもそも、こんだけ入っていたから財布が破れたんだったな・・・・


あんまりパンパンの財布だと
いかにも仕事ができなさそうだから、
スマートに見えるようにしないとな・・・


なんて思いながらふと思う・・・





仕事がデキルってなんだ?