kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

審判で・・・

news.yahoo.co.jp

ちょうど職場の上司(教員)と、野球をやったことが無い人に説明するのが難しいプレーについての話題をして帰った夜のことだった。

 

そのプレーとはランナーに対する「フォースプレーとタッチプレーの概念」である。

ランナーが詰まっていて進むしかない人に対してはタッチ不要、戻ることもできる中で進塁してきた人にはタッチが必要。

 

野球は、サッカーなどのようにプレーが連続するスポーツとちがって、一球ずつ状況設定を確認しながら進行する。

 

だから、この状況でゴロならこう、フライならこう。こっちならあっち、そっちならこっち、という風に確認しながら進む。

その中で、ランナー一塁で、ゴロならばセカンドはフォースプレー(タッチ不要)、盗塁ならばタッチが必要などと云う風に事前に確認することができる。

 

ところが、無死(もしくは1死)でランナー1、2塁で、一塁ゴロだった場合に、一塁手が先に1塁ベースを踏んだ場合の2塁へ進もうとしたランナーは、フォースプレーだったのものがタッチプレーになる。

 

こんなのわざわざ文字にしなくても、野球型スポーツをしていた人ならわかっている。

 

しかし、私は学生への体育の授業でソフトボールをしている時に野球初心者(特に女子学生)にこれを説明するのでけっこう苦労する。

私の恩師の先生が留学生にソフトボールを指導した時にもこの概念の説明で苦労したという。

 

「いまさっき、2塁は踏むだけでいいと言っていたのに、タッチしろってナニ?」

 

・・・と言いたい気持ちもよくわかる。

 

しかも、周囲から突然「タッチ!タッチ!」などとまるで怒られたかのように言われると、素人の場合だったら恐怖を感じることもある。

怒っているつもりはないのだけど、インプレー中に丁寧に説明している時間もないわけで、要件(つまり「タッチしろ!」)だけ言われると、言われた方はビビってしまう

 

そのルールを知らないということは初心者でただでさえ自信なくやっているわけだから、「それで嫌になる」こともあるだろう。

 

けっこうこの「フォースプレーからタッチプレーへの変更」は感覚的に慣れるまで時間がいるのではないだろうか。

 

 

さて、今回のこのプレーにはそこに「審判のアクションのハプニング」重なった。

 

大概のスポーツの審判のジャッジに関しては

「審判が判定するまで勝手に決めるな」とか「コールがあるまで続行しろ」というのが鉄則のように言われるが、今回のこのプレーは「審判がアクションしてくれないとプレーが変わる」というものもある例となった。

 

『2塁塁審が「アウト」って言ってくれれば、3塁ランナーは行かなかったのに~』とか、『そもそも「アウト」って言ってくれれば挟殺プレーを続行しなかったのに~』などというものが重なった。

 

ヤクルトが怒るのもわかるけど、じゃあどういう風に再開するか?というやりようもないわけで・・・

 

私も今まで多くの試合を観てきましたが初めてのケースでした。

こんな人間臭いプレーがあるんだなと。

 

こんだけごちゃごちゃすると、その中で大抵誰かが暴投したりするものですが、それが無かったのが良かったです。

 

さて、高校野球神奈川大会のニュースが・・・

www.nikkansports.com

なにやら頑張っているようで・・・・

 

・・・と、チームの話題ではなく、実はこの写真の審判なのですが・・・

 

私の東海大学準硬式野球部時代の後輩のスワさんと申しまして・・・

先日の初戦で、東海大相模の試合の審判しましたよ~」と電話をくれたのですが、4回戦でも、また審判をやったみたいで・・・

 

神奈川県の審判員の中ではそれなりのベテランになってきたようで、重要な試合の審判に入るようになっているとは聞いていたのですが、まさかここで見つけられるとは(笑)

 

私は、野球に関わりたいという学生に「審判のススメ」をしているのは彼から情報を聞いているからでありまして、聞くほどにこれは治療家やトレーナーをやりながら絶対にハマると確信しているのであります。野球好きにはたまらない要素が沢山あります。

 

なんでもそうですけど、審判の世界というのもけっこう面白いですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本来ってあんの?

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深夜の競輪中継(ミッドナイト競輪)での一コマ

なんかシュールな絵面だなと・・・

反省して立たされているみたい(笑)

 

競輪ではレース前に「次のレースはこのメンバーで、このラインで走りますよ~」という「顔見せ走行」がある。

競馬でいうパドックみたいなものか。競艇でもそんなのあったと思う。

 

この写真の時には、大雨で『それやると危ないから』ということで、「この披露の画面と一礼でよろしく、どうせみんなネットで見てんだからいいでしょ」ということになった。

 

競輪選手って、自転車に乗っているとカッコいいんだけど、こうしてこのカッコで並ばれてしまうと、体格のバランスで可愛いキャラクター感が出てしまう(笑)

 

それはさておき、これって本来はお金を賭けるお客さんに対して推理の参考にするために「顔見せ」していたはずで、その漕いでいる感じから「おっ!よく進んでいる」などと推察する人もいる。

 

しかし、「まぁ事情(この時は大雨)があるんで、今回はこれでよろしく」ということでやっている。この写真から「おっ、一番左のオレンジはやる気があるな?」なんて考える人が果たしているのかどうか(笑)

 

 

さて、話はちょいと変わって、私が毎回録画している番組の一つに爆笑問題の太田さんがメインになっている「つぶやき英語」という番組がある。

 

時事問題を扱うことに長けている太田さんが世界のツイッターネタを題材に、英語学習と同時に世界情勢に対して考えていく番組で、ニュースの要素もあるけども、ニュース番組では取り扱わない角度の考察を聞くことができてけっこう面白い。

 

そんな中で、昨今話題のLGBTの話題の時に、

「いわれてみれば、それはそうだな」というのがあった。

 

かなりデリケートなLGBT議論であるが、主流というか、多数側というのか、これまで通り側という方の側の理屈は、

 

「本来は男と女というのがあって子孫を残すことが・・・・」ということだと思う。

 

その中で、太田さんはこの議論で「本来」を軸にしたら、それは割れるだろ。という。

 

「だって、文明ってそもそも『本来』の否定というか、反対なんだから

 

という。

 

たしかに、

「本来」=「自然」というならば、ビルに住むのは「本来ではない」スマホを持つのも「人間の本来」ではない。むしろ反対。 たしかにそうだ。

 

今の私たちの生活が、そもそもの「本来」から離れているじゃないと。

環境破壊なんて本来から離れていった結果じゃないか

 

考えたら医療の進歩だって「本来に対する抵抗」ともいえる。

 

そう考えると「そもそも本来ってなんだ?」という話にもなりそう。

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広辞苑より、

①ありのまま、もともと、はじめから

②当然そうなるべきこと あたりまえ

 

そんな風に考えると、コメンテーターの論法というのはこの「本来」をその時の話題によってコロコロと変えて、その場のウケというか「それっぽく」していることにも気づく(笑)

 

 

 

『本来』を①の意味で使ったり、②の意味で使ったりしてるけど、全然ちがうな。

 

考えたら①の意味での「本来はこうだ」と言い切るためには相当に勉強していなければいけないことになる。それでも真の本来にたどり着くのは難しい。

 

②に関しては、育った環境にかなり左右されるもので絶対値はなさそう。宗教対立なんかを見ているとホントにそう思う。

 

 

「本来、政治家はこうあるべきだ」

「本来、教師とはこうだ」

「本来、野球とはこうだ」

 

つい、相手を説得したり説明したりするときに「本来はこうなんだ」というストーリーを作りがちだけど、それもけっこういい加減なもんだなという気がしてくる。

 

「野球」なんてひどいもんで、

私が教わってきた「本来の野球」と今現在の「本来の野球」が全然違う(笑)

 

「本来、野球とは楽しいものだ」そっ、そうだったのか・・・・(汗)

 

『本来』って何だ?

 

「本来」がそもそもありがたいのかどうかもわからない。

 

「本来こうあるべきだ」のぶつかり合いで紛争したりしてるんじゃ、

「本来にこだわらないほうがいいんじゃないの?」という気もしてくる。

 

そもそも議論をする必要がある状況になっている時点で、

「それまでのやり方だと、説明がつかなかったり、問題が生じている」

わけだから、そこに「本来は~」という理屈って実は役に立たないのではないだろうか。

『本来は~」という風に話をすると頭が良さそうに見えるっちゃ見えるんですけどね。

 

「本来はAなんだけど、この状況なんだからBでいこう」という風に使うなら、建設的な論になってそうだけど、「本来はAなんだから、Aじゃなきゃいけない」という風に使うなら泥沼だなと。

 

 

違う組み立てが必要なんだろうなと。

 

 

う~ん、収拾がつかなくなってきたぞ(汗)

 

 

 

オチ(まとめ)を考えながら広辞苑を眺めていると・・・

答えがその隣に・・・(もう一度、さきほどの写真を掲載)

 

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「本来空」あらゆる事物にはもともと実体がないということ

 

 

辞書の魅力ってこういうことですよね~(笑)

 

いや~、それいっちゃおしまいですになってしまいました(汗)

 

 

あ~本来のワタシはどこに・・・・・

 

というような本来のワタシ論にも通じるな・・・

 

 

 

野球部って?

f:id:kokokaramakuru:20210906001845j:plain高校野球の一コマ(写真のチームなどは内容と関係ありません)

 

先日、甲子園に出るほどの野球部出身の学生とおしゃべりした。

 

そういう学生からしてみれば、私なんて一応は業界の先輩ということになるはずなのだが、なんとなく軽い(笑)

 

もちろん野球部といっても、ピンからキリまであるのは知っているし、勝つことを求める野球部もあれば、楽しくやることを求める野球部もあるのはよ~く知っている。

 

どれがいいの悪いのではない。

 

とはいえ、甲子園に出た野球部ということになれば、「まぁこんな感じなんじゃないの?」というのは私なりにあったのだけど、どうやら最近は随分と変わっているようだ。

 

その学生は残念ながら、うちの大学ではもうやる気が無くなってしまい、別の進路を目指すという。プロスポーツの道で勝負してみたくなったという。

あらそうなのか、残念。と思いながら最後の会話だと思ってお喋りする。

 

「何か聞いてみたいこととかある?」と尋ねたら、

『今後、基礎体力高めていくためにどのように自分でトレーニングをしていけばいいのか?減量をどのようにしていけばいいのか?』ということについて質問があった。

 

そこで私は、

「あ~それだったら、野球部でやっていたウォーミングアップを毎日やるようにしたらいいよ、集団で沢山走ったり、長々とドリルをやったろ?あと、なんで野球なのにこんなに走らなきゃいけないんだ?っていうくらい理不尽な量とかあったろ?あの野球の経験があんだからやっていけるよ」

 

と、その野球部を見たわけでもないのに「野球部ってそういうもんだろ?」という感じで、わかりやすい例え話をしているつもりで彼に回答したつもりだったのだが、なんだかしっくりきていない様子だった。

 

「あり?練習って長くなかった?」

 

「はい、うちの野球部はウォーミングアップも各自でやって、いきなりキャッチボールやバッティングでした。無駄な根性練習はありませんでした。先輩とも仲良しでした」

 

という回答。

 

私はお~、おまえ、野球部でホントに野球しかしてなかったってことか~」

 

・・・と、普通に考えたら相当におかしいセリフが出てしまった(笑)

 

野球部で野球だけやって何が悪い。

 

そりゃそうなんだけど、ホントに野球だけ考えてトレーニングしたら、もそも野球ってほとんど休憩しているみたいなスポーツだし、

「そんなにみんなで足を揃えて何十周も走るのが意味あんのか?」とか、

そもそも「坊主アタマに意味あんのか?」とかいくらでも出てくる。

 

そういうのを、今の私なら「それはそれで意味がある」と答えることはできるのだけども、

ただそれは、「それやると打球がよく飛ぶ」とか、「球速が速くなる」というような目に見えるようなものではない。

 

「これやりゃ、これになる」直結していないと納得しない思考の人には、

『直結していないもの=理不尽』

 

となって片づけられてしまうので苦しい。

 

そういう思考の人は、「端的にいうと?」とか、「一言でいうと」などと云うのが「デキる指導」などと勘違いしているところがある。

 

「一言でまとめる」とか、けっこう危ないと思いますけども。

 

 

ともかく、単純にシンプルにまとまってないと「理不尽だ!」とかなってしまうのが苦しい。

 

とはいえ若いうちには納得できないことを

とりあえずやってみる(やらされてみる)」のも大事というか、野球部をやっているというのはそういうことだったりした。(過去形)

 

精神論と一言でまとめられてしまうと、もうちょっと意味あるような気がするのだけど「一言で」なんて決め台詞があるわけではない。

 

あえて言うと、「逆境に強くなるというか、勝つかどうかより潰れにくくなる

 

例えば、

〇先輩の機嫌によって走らされる・・・酷い話だ。野球のプレーと全く関係ない。

〇試合に負けた連帯責任で全員で走らされる。・・・試合に出てない補欠にしたらいい迷惑。

〇四球出したら一つにつき、100mダッシュ10本・・・走ってコントロールが良くなるか?(もちろん鍛えられてもあるけどそれ以前のフォームだろと)

〇先輩の自慢話を機嫌を取りながら傾聴する。・・・うまくおだてておごってもらう技術がつく。

 

適当にあげたが、野球部経験者なら「アルアル」だと思う。

プレーには直接関係ないことばかりである。

 

野球部をやっているというは、プレーとは関係ないことばかりである。

 

ところが、これが社会に出ると上司の機嫌の乱高下の中で働くなんてのがザラにある。そういう時は、野球部での経験が役に立つ(笑)ちょっとやそっと嫌われても屁でもない。さすがに社会人では無視されたりはあっても殴ってきたりはしない。野球部では先輩が腹いせでホントに殴ってきたり走らされたりする。それに比べれば屁でもない(笑)

 

 

これまで、会社などで野球部出身者が重宝されたのは「球が速い」などは全く関係ない。むしろいらない(笑)

それより「理不尽耐性」だったように思う。

特に「お客さん相手」みたいな仕事だったらなおさらだろう。

 

最近、野球界もだいぶ改革されてきて「合理的」になってきた。

 

これはこれで素晴らしいことだと思う・・・

 

高校なんかでも、なんとかつなぎとめるために高校生のやりやすいように改革されてきたのだと思う。

 

その影響かどうかは分らないのだけど、なんとなく最近思うのが、野球やってきたのにも関わらず、なんだか素直すぎやしないか?と。

「お前みたいなヤツはダメだ」と言われたらホントに折れるような・・・・

 

古くから野球の世界では「素直じゃない選手は伸びない」と言われる。

(他の業種もそうかもしれないけど)

 

でもそれは逆にいえば、そういう格言がいつまでも言われているくらい

「野球には素直じゃない人が多い」ということだと思っている(笑)

 

大谷翔平が素直?

 

バカ言っちゃいけません、素直だったら2刀流やりません。

(顔に騙されてます 笑)

 

 

・・・と、いかにも古い野球体質を肯定しているように書いているけど、これも危ないところもある。

以前にも書いたけど、「上のいう事に対してノーと言えない人間になる」とか、終身雇用も崩壊しているといわれる今の時代、ツライのに我慢して勤め上げるのが果たして美学なのかどうか?というのも怪しいところである。

 

う~ん、結局、何も決めずに書き始めたから、収拾がつかなくなってしまったが、考えたら甲子園に出るような高校といっても、今時、選手を集めるために古い精神主義をやっていられるわけでもない。一部の伝統高校ならいいかもしれないけど、新しい勢力のチームはいかに「野球に直結した指導をしているか?」をアピールポイントにしていることだろう。

 

そりゃそうだ。

 

 

結論として、これからは、野球だって一つの選択肢としてのスポーツなんだから特別視することはない。という認識になってくるのではないかな~なんて思う。

 

まぁ、世の中はとっくにその方向にシフトしていたのに、私が取り残されていただけなんですけどね(汗)

 

すんません、ダラダラと・・・

退学する学生と話していたらふと感じたもので・・・

 

野球の価値観 

「始めたらけじめまでやる美学」なんて古いんだなと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やってるときはわからない?

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天王寺動物園のキリン(過去の写真です)

写真は内容とは関係ありません。

 

このコロナ禍でテレビ番組を録画してよく見ている。

 

NHKのBSあたりでは過去の大がかりなドキュメンタリーの再放送なんかがあったりして、見応え十分というか、こちらが観れるようになってきたというのが正解なのかもしれない。

それは、年齢というよりは、ちょうどコロナ禍から始めた習慣で高校講座を見ていて、いわゆる教科書的な流れを踏まえた上で、このドキュメンタリーを観るから理解の深さというか興味が変わったように思う。

 

それから8月といえば過去の戦争の検証ドキュメンタリーなんかも多かったりして、単に悲惨だったという話だけでなく、なぜそういう判断をしたのか?という検証番組は自分の生活にもハマる点が多々ある。

 

あと、これまでは白黒だった映像をカラーにしてみることによって、まるで受け取り方が変わる。これはすごい技術だと思う。

 

ちょうど過去の英雄を取り上げた番組を観た後で血が騒いでこれを書いている。

 

「あり?リンドバーグってこういう感じだったの?飛行機で飛んで終わりじゃないじゃん。」

とか、

「ドイツのロンメル将軍ってこういう感じなの?」と、こんな軽い感じで書いてはいけないのですけども、そのまま書くと、変な地雷を踏んでしまいそうなもので。

 

手塚治虫の漫画で「ヒトラー」を描いた漫画(アドルフに告ぐ)があってそれを読んでいたので、ヒトラーや、その他の登場人物の名前は知っているけども、漫画のキャラクターと映像では、それはもちろん迫力が違う。

 

つくづく思うのは、こういう番組になるような英雄と呼ばれる人はピークもすごいけど、最後も大変な人が多いというかなんというか・・・・

 

こっちから見れば英雄だけど、あっちから見れば・・・って書こうと思ったのですけど、英雄の反対ってなんですかね?(汗)

 

歴史的に観るとトンでもないことをした人というのはいますけど、言葉が難しいですけど、やはり一人でそんなデカイこともできないワケで、やはり人を惹きつけて巻き込むエネルギーというかパワーがあったのだろうと思います。

 

いま、日本の政治家にリーダーシップが無いとか言われて、現総理大臣もボロカスに言われていますけど、考えようによっては、

日本はそこまでのカリスマがいないことはむしろ幸せなのかもしれないなと。歴史的にみると、混乱の時代にカリスマって出てくるようですから。

 

さて、歴史を考えるときには、

「その当時の人の気持ちになって考えてみることが大事」だと言われます。

 

後から考えれば「なんてバカなことをしたんだ」と言われたり、それを聞いて勝手にバカにしたりしてしまうけども、じゃあ、その時の雰囲気とか、いきさつだとか、持っている戦力やら情報やらを想定した時に果たしてどうなのか?

特に戦争の話では「これは勝てないから」と言った人が弾圧された事例をみて、「専門家のいうことを聞かなかったからいけないんだ」などと分ったように考えてしまっているけどいいのかしら?

 

なんてことを思う。

 

 

戦争やら紛争も、「一気に短期決戦で決められる」と思って始めたけども、アテが外れて思ったより長引いてしまった。なんて事例はいくらでもあるんだなと。そんなことを知るのも歴史を学ぶ意義なのではないかと。

 

 

 

さて、このコロナ禍

 

始まったころは、「まぁ暖かくなるころには収まるでしょ」と思っていたものが、ズルズルと長引き、緊急事態宣言を出しては解除を繰り返しグダグダと続くこの状況。

良くなるどころか、ますます悪くなっているようで・・・

 

「今が底だと思っていたところが底ではなかった?」

 

・・・かどうかは誰もわからないわけで。

 

 

「あっちで盛り上がった」だの、「もう我慢できん」だのやっているけども、50年後くらいに検証したときに、「なぜあの時に、皆は協力しなかったの?」なんてバカにされていたりして・・・・

 

もちろん、「経済が~」とか「法律が~」とか「それぞれの立場が~」と理由はいくらでもありますけども、その気持ちで先の戦争の理由も考えてみれば、

 

「あ~当時だって、それぞれの立場で懸命に考えてやっていたことなんだろうな~」と思ってみるのも大切なことではないかと。当時の切迫感はいまのとは比較にならないのではないかと。

 

過去が正しいと言いたいのではなく、その当時の人の気持ちになってみて対策を考えないと、本当の対策案にはならないのではないかと・・・

 

「人のフリ見て、我がフリなおせ」

 

って、格言あるけど、それだって人のフリをみてその人の気持ちになってみなけりゃ我がフリも直らないんじゃないのと・・・

 

今は、異質な人とは関わらないって、分断の方向に走ってますけど・・・

 

「歴史の中にいるってこういうことなんだな~」なんて思いながら過ごしている今日この頃です。

 

今はちゃんと専門家もいますし、これだけ情報もあるわけで・・・

 

素人が専門家をナメて行動している結果がどう出るか・・・

 

専門家が警鐘を鳴らしたけど止められなかった事例があると歴史では学んだのだけど果たして・・・

 

 

すいません、ドキュメンタリーみて興奮してガラにもないこと書いてしまいました(汗)

 

夜中に書いた文章はあぶない?

 

 

 

 

 

 

 

 

流し撮りであそぶ

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ガールズ競輪 ⑤山原さくら選手の先行

流し撮りに挑戦してみる。

 

これまで、晴天の中でいかにピタッと止まった写真を撮るかをやっていたのだけども、職場に来た営業マンの方との雑談の中で「流し撮り」の話を聞いて、なるほどやってみるかと思っていたところに、近場の岸和田開催があり、カメラ持参でいく。

 

シャッター速度を遅くして、移動する被写体に合わせてカメラを動かす。

 

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⑦児玉碧選手の捲り ちょっと露出を暗くしてみる。

 

かなり連写して、ピントの合ったのだけチョイスしております(笑)

 

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近くを通過した時の写真もこれはこれで面白いな。

「ピントの芯があることが大事」とのことで。

全部ボケているのではなく、主役にピントを合わせる。

タマタマ、⑤の顔にピントが合いました。

 

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ちょっとピントが甘いけど、感じの出た一枚

 

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流し撮りのテクニックとして、背景を気にするというのがあった。

真っ暗やら、のっぺりとしてたら分からない。流れていく背景があってこそのスピード感ということで・・・

 

そりゃそうか。

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シャッター速度を上げるとこんな感じで背景の横断幕が止まります。1/5000

 

 

 

面白がって撮っていたら、

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うわ~! アブね~ 

 

この日のガールズは2レースとも落車が発生。

 

ガールズの落車はなんとも・・・

 

 

 

さて、この日の岸和田競輪開催

 

 

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カメラ目線でニッコリ笑う選手が・・・・

 

 

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1番車の選手であります。一応車券も買って応援(複だけど)

ネットで買えるのですけど、車券は2点までなら名前が印字されるので、記念に購入当たったら没収されてしまうから記念撮影。

 

渡辺馨 神奈川96期

 

彼が中学で野球をしていた時からの教え子であります。

以下は前回、岸和田に来た時の記事です。彼との関係を書いてます。

kokokaramakuru.hatenablog.com

かつては大学まで来てくれた選手でありまして、当時は学生も喜んだものでありますが、その時の学生は皆さん卒業して立派になってしまい、また私一人で応援している状態になりました。

 

レース前に「頑張れよ!」と声をかけてプレッシャーをかけてみました。

 

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以下、渡辺選手の心理

 

「いや~、来てるのかよ~、これじゃあ流れ込み3着狙いに行きにくいな~、仕方ない、一応やれるだけやってみっか」

 

その結果

 

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いつもよりも積極的に攻めていって散りました(汗)

 

 

う~ん、なんか悪いことしたような、気持ちが見れて嬉しかったような。

 

なんやかんやで、厳しいプロの世界でよく頑張っております。

 

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没収されずに手元に残りました。

 

 

 

 

 

ことばって

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虎(天王寺動物園にて)

 

内容とは関係ありません。

 

中田選手早くもホームラン・・・

スイングも気迫があって・・・

こりゃ覚醒するかな。

 

念のためにいうと、私はこの移籍を自分として喜んでいるわけではありませんで、かといって、ネットの論調のように、「まだ早い」とか「示しがつかない」、ましてや「子どもに悪影響」なんて感情は無いというか・・・

(皆さん、プロ野球になにかを期待しすぎです 笑)

 

ただ、あの監督というか巨人はこういうことを平気でやる。

ということを知っているということでして・・・

だからファンが離れているのを気づかない末期状態という。

あまり詳しくない人にも「あ~そういう感じのことをやってたわけね」と知られてしまったような。

 

だから、マジメな阪神の矢野監督にぜひ頑張ってもらいたいという。

 

矢野監督のバカにされても貫くやり方を、自分に重ねて応援しているわけであります。

 今回はホントに応援したし。

 

 

さて、このコロナ禍で、ネットをダラダラと閲覧している時間も長くなり、

健全な精神がドンドンと削られていくと、目に入る・・・というか、追いかけてしまうのがネット上の皆さんのコメント(ヤフコメ)なのですが・・・・

 

連日のコロナ報道やら、それに関してコメンテーターがなんと言っただの、しまいにゃ張本さんの発言が物議をかましただのなんだのと・・・・

 

まさに「どうでもいい」話題のオンパレードであるとわかっちゃいるのですが、「どうでもいいからこそ」なのか、わかっちゃいるけど止められず。

 

皆さんの悪口を読んでいるのが楽しいわけじゃないハズなのに、読まずにはいられない中毒性があるなこりゃと。

 

さて、そのコメントの中で、巨人ファンらしき人から

「中田選手には巨人で爪痕を残してもらいたい」とコメントがあった。

 

要は活躍しないといけないぞ。という意味なのだけど、

そこにコメント欄定番の「指摘」が入り、

「爪痕なんて残されたら困る!意味わかってんか?」というのがあった。

 

あれ?どういうことか?と思って調べたら、

「爪痕を残すとは災害などの良くない時に使われるもの」ということらしい。

 

「まだ災害の爪痕が深く残っています」なんて表現のほうが正しいそうだ。

 

ただ、最近、たとえば新人の芸人さんがやっと出れた番組で

「なんとか爪痕を残せるように頑張る」なんて表現を良く使うようになったし、それに対して違和感もなくなっていた。

 

ようは「あがいてあがいて、せめて引っ掻き傷の一つだけでも残せるようにしたい」、必死に一生懸命がんばります。というニュアンスに使われている感じじゃないかと思う。

あと、オリンピック選手なんかでもこれを使っていたように思う。

「本命ではないけども、せめて出場していた跡くらい残したい」

というニュアンスかな。

 

これは多分、最初に使った人は「その言葉はホントはそんな風に使わないけど、こんな風な状況に使ったら面白い感じに伝わる」ということで使ったら、

みんなが「意外にしっくりくるな」ということで、受け入れられて使われているのだと思う。

 

そうなってくると「正しい言葉」ってそもそもなんだ?という疑問もあるし、

伝えたいニュアンスがうまく伝わるように工夫していくのが文化ということもありそうだ。

 

だからこのコメント欄のやりとりも、最初の「ちゃんと爪痕残せよ(いい結果だせよ)」は、最近の使い方として、最近のニュースに対して使っているのだから、まぁいいじゃないという気もする。

一方で、ツッコんだ方は爪痕を悪い意味としてとらえ、「また暴力事件起こせってことかよ!」ということなのだけど。

 

まぁ、客観的にみれば

「も~そんなとこにこんなコメント欄でイチイチ絡むなよ~、ホントは言いたい意味がわかってんだろ、盛り上がるスジはそこじゃね~だろ」ってなもんだけど、こういう不毛な場外乱闘を当事者意識で眺めてみるのもメンタルトレーニングになるかもしれない(笑)

実際の場面でもスジ違いのツッコみが好きな人っているんですよ、返し技が好きというか。

 

だって、実際にそういうことって多いですもんね。

 

 

『今、伝わる言葉』と、これまで使われていた「正しい」とされる言葉。

 

かつてはこう使われていたけど、現代はこういう意味や文脈で使われている言葉って調べるとけっこうあるんですよね。

 

「普通においしい」「普通にうまい」なんてのが言われてますけど、

えたらこれは誇張表現が行きすぎてワケわからなくなってきたから、

いやもう普通においしいです」のほうが嬉しく感じるようになったという流れだったんじゃないでしょうか。

 

 

もちろん、使われなくなった言葉も沢山ありますよね。

 

過去の使い方も知りつつ、現在の使い方も状況に合わせて使ってみたり、分らない表現は聞いてみて面白がる余裕がある方がいいですよね。

 

 

ちなみに、今さらですが私は最近「ワンチャン」が競輪予想の時に出てくるようになってしまいました。

 

先日のオールスター決勝

脇本ー古性 に 新田ー佐藤慎ー守澤 深谷 中川 

 

私のワンチャン予想

「本命は脇本=古性だけど、もし深谷と新田がいって、もがきあったら、中川にもワンチャンあるんじゃね」

 

結果・・・なんもなく 古性ー脇本 で決まりました(笑)

 

 

 

かつて散々使っていたけど、

今の若者は使わないな~というので私がふと気づいたのは

「なめんなよ」ってやつですかね。

すっかり聞かなくなったような。

 

 

 

ナウい

 

いや~はずかしい(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこいったか

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エアロバイクの画面

ちょっくら運動するかと、職場のトレーニングルームのエアロバイク(固定自転車)を漕いでみる。

 

画面に消費カロリーだの走行速度などが表示されるのだけども・・・・

 

ん? いつもと違うな?

 

「あ~、そうか、この前まで阪神タイガース助っ人外人支援プロジェクトをやっていたんだ」

 

ということで、ホントに使ってたんだな~と思ったわけです。

 

何かわかります?(笑)

 

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こっちがこれまでの通常画面

 

そう、日本語表記だったはずが英語表記になっていたのであります。

 

このマシンは、ボタン一つで表記の言語を換えられる機能がついておりまして、

「こんな機能使うのかいな?」

などと思っておりましたが、ついに役に立ちました。

 

そうか~、ガンバッテちょうだいよ~

 

個人的にはロハスは当たり出すと思っております。

顔も面白いし。

 

・・・と先を読んだようなことを書いてやろうと思いつつ、

一応確認したら今日3安打してる。これでは結果を見てから書いているようで・・・

 

まぁいいか。

 

それにしても巨人、やってくれた。

 

中田獲り。

 

私的には、FAの頃から「巨人もこういうのを獲りにいけよ~」と密かに思っていたので、これまた後出しジャンケンになってしまいますが、当然にアリだと思っております。

 

ここ最近のなんだか当たっても外れても面白くないFAよりよっぽど面白い。

 

 

しかも、FAの天狗状態で獲ったら「来てやった」で、ワガママ言ったり、すぐに故障しますが、この状況ならば、一番の懸念材料である本人の性格も蓋ができて、監督のいう事に服従状態も作れる。一番難しかった課題をクリアできてる。これでプレーに集中したらホントに才能が開花する可能性もある。

 

これは美味しすぎる。

 

もちろん今の巨人にも実力者は沢山いるけど、エンターテイメントとしては、もう一発惹きつける何かが足りないところだったと思うところに、話題性抜群、潜在能力超一流、キャラクターもちろん十分の中田入団。

 

「お前の悪さなんてカワイイもんよ」くらいのアクの強いのが沢山いる巨人。

 

これは多分、結果出すのではないかな?と思う。

 

倫理的な問題?

 

そういう物議をかまして話題を提供することが重要ということなんだろうと。

 

「なぜこっちは次のチャンスがあって、あっちは無いんだ?」

 

そういうのこそ、居酒屋テーマに持ってこいの議題でありまして。

このコロナの状況で居酒屋で議論するのは御法度ではありますけども、話題になるという事自体が、またプロ野球の活性化につながるのではないかと(笑)

 

まぁ、これが「一般市民を殴った」だったなら大問題で復帰も無い・・・

(こともないか、そういやそんなのもあったな 笑)

 

「こんなの許していいのか!子どもの教育に良くない」という声は確かにあるのでしょうけど、

 

私の少年時代は、生で観に行った試合で乱闘なんてあったら、

「お~今日は得したな~!野球だけじゃなくてプロレスも観れた!」なんて思ったものでした。

かつて阪急にアニマルというリリーフ投手がいまして、デッドボールで乱闘騒ぎになるとブルペンから走ってくるという姿を楽しみにしたものであります(笑)

 

珍プレー集の番組では必ず乱闘シーンがありましたけども、

まぁ確かにそれを見て育った子どもたち(つまり我々)がどうだったかというと・・・

 

確かによくなかったのかな(汗)

 

まぁその、また巨人も話題を作ったということで阪神からしてみると変に勢いがつく可能性があってあれですけども、面白く競ってもらいたいところであります。

 

高橋遥人選手も復帰してきそうでありますし、そこの対戦が出てきたら楽しみだな~なんて思いながら書いております。

 

どうなりますやら。