関西医療大学で行われた運動教室「ここトレ(ここから始めるトレーニング習慣)」
コロナ禍やら働き方改革による開催可能日の減少で今年初めての開催となりました。
久しぶりの開催にも関わらず約30名の参加者がありました。
「高齢者の運動だからといって、できる事をできる程度にやっていたら衰えるに決まっております。たまには強引にやらされる運動も大切です。だから私はどんどん進行しますのであとは各自で適当に休みながら、また戻ってきてください」
などと、一見むちゃな理論を弁舌してから運動しております。
どうやら、こういうトークもお好みのようでありまして。
それにしても、よくまぁ調子よくペラペラと喋る男であります。
こんな風にしゃべりながら実は内心で
「しかし俺もよくしゃべるな~バカみたい」
などと冷ややかに見ているもうひとりの自分がいるという・・・
それがいいことなのか悪いことなのか、かっこよく言えば表面は熱血で頭は冷静にやっていると言えなくもない。
「カラダは熱く、アタマは冷静に」などとスポーツ界にありそうな格言ぽいといえばそうだけど、う~ん。
本来は『黙って背中で語るシブイ男』を目指していたハズなのですが、まったく正反対の男になってしまいました。
仕方ない、黙っていじけているよりゃなんぼかマシだろと。
まぁ、とりあえずこういうのはリーダーがバカっぽくやらないと始まらないんで
「いくぞ~オリャ~!」という感じでヤケクソでやっております。
このオジサンもなかなかいい感じでヤケクソになっております(笑)
さて、ワタシの話はどうでもよくて、この企画が参加者さんに喜ばれているポイントの一つが若者(学生)との交流なのですが・・・
実はこのコロナ禍で中止になったりしているうちに学生が居なくなってしまいました。
「あれ?いつものデシは?」という感じですが、いつものデシはトレーナーをしている高校野球の初戦があるということでサポートへ。(めでたく初戦突破)
『仕方ない俺が自力で一人でやるか・・・トホホ』
などと半分はいじけていたのですが、『手伝います』と志願してくれた女子学生が2名
いや~普段の授業などでは控えめな学生さんだったのですけども・・・
参加者さんの目線に合わせてしゃがんで指導(右)
これをサッとできる学生はなかなか居ない。
「オヌシ、さてはどこかでやっていたな」と、業界人からは見られるやつです。
こちらは、人前でも物怖じせず、変に照れ笑いをするでもなく堂々とデモンストレーション。
こうして、ワタシは後ろで背中の肩甲骨の見本を見せている時に、ちゃんと正面をキープしておいてくれているのもありがたい。これなんも考えていないとワタシのコピーをしてしまいがち。
「オヌシは何者じゃ?」と訊けば、もともと競技でゴルフをしていて、今後はレッスンプロとして指導者を目指しているという。
なるほどゴルフレッスンなら見本は超重要だもんな(汗)お見逸れいたしました。
なぜこのような学生が普段はおとなしいかというと、普段は周囲の仲間のレベルに合わせて気を利かせることをあえてセーブしているからであります。
こういう同調能力も重要っちゃ重要ですが、状況設定を変えればバリバリに活躍できるわけです。
聞けば、二人とも高校時代は陸上部と野球部のマネージャーだったそうで(笑)
「ということは、監督がブチ切れている横で淡々と作業する能力に長けているということだな(笑)」と尋ねたら
「そうですそうです、よくあります」とのこと(笑)
う~ん、これはまさに『一騎当千』それが2騎も。
これがまたよく気が利くというか、「ここはこうした方がいいんじゃないですか?」などとちょうどいい意見も出してくれる。
う~ん、もうちょっと続けるか。