学生向けのキャリアイベントでの一コマ
青年海外協力隊(JICA)で活動してきた人の話を聴いて海外にも視野を広げてみよう。
という企画。
来てくれた講師の先生は来田晃幸先生
来田KITA|豊中市の出張整体、リハビリはお任せください (rcl-kita.com)
なんと現在は大阪桐蔭高校野球部のサポートもしている先生でした。
スポーツトレーナーに興味のある学生向けの話としてもバッチリで、海外経験が
現在の仕事に生きているというお話を聴かせてもらいました。
来田先生は、フィジーの病院で活動をしたそうです。
そんな中で、活動中の葛藤についてもお話してくれました。
やはり国民性の違いに最初は戸惑ったそうです。
『約束(待ち合わせ時間など)は守らない。』
『言ってもやってくれない』
などの状況にどう適応していくかとても悩んだそうです。
「活動内容に対する無力感」
「社会課題に対するやるせなさ」
そんな中でご自身で工夫されたこととして
1 現地をよく見て、よく聞く
2 期待しないマインドチェンジ
3 個人ではなく、組織を巻き込む活動へ
4 髪型を現地流へ
こんなの全て私に必要なことだ・・・
2に関しては
「約束は守ってもらえなくて当然、守ってもらえたらラッキーくらいの心構えでやりました」という。
そうだな・・・
あんまり期待しないで「やってくれたら儲けもの」でいかないとな・・・
4に関して・・・
これは説得力ある(笑)こういうのが学生には伝わります。
この2枚の写真の間にあるストーリーを想像しただけで泣けてくる。
『修行されたんだな』と・・・
終了後に質問に集まる学生たち。
この辺は学生は素直です。面白いと思ったら食いつきます。
こういうところを見ちゃうと、
『やっぱりもうちょっと期待しようかな?』などと覆ってしまうのですよね・・・
いい雰囲気だったから記念撮影
いつかこの中から「あの時の学生です」というのが出てくるハズ。
それにしても、教員をやっていると「期待して接する」OR「期待しないで接する」というテーマは悩むものなのではないかと思うのだけど・・・
どっちがいいんだか・・・などと悩んでみて、
じゃあ「期待すると辛くなるから期待しない」と決めたとて、やれる人はやれるけどやれない私は結局やれないわけで・・・
じゃあ悩むだけ無駄だと決めたハズなのにまたやってるなと・・・
結局、どっちが正しい?よりも
「いっちょ、こいつに賭けてみよう!」とやってるヒリヒリ感が好きなのかな?
ひょっとしてギャンブルと同じ感じか?
しかも穴狙いをするのも同じような・・・
そりゃたまにしか当たらない。
いやいや、たまに当たる!
言っていることは同じでも気持ちは全然ちがう。
人望がある人=人に望みを持つ人
・・・って、ホントか?(笑)
信じて~み~なけりゃ~はじま~らぬ~♪(斉藤和義 『遺伝』)