kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

『継続はチカラなり』って思ってたのと違うな

ワタシの勤務している関西医療大学にて表彰してもらいました。

 

15年勤続表彰ということでありました。

 

表彰してくれた右の方は武田大輔理事長

 

思えば15年前、この先生がまだ何者でもないワタシをごちゃごちゃ言わずに拾ってくれたのでありました。

 

なんとか恩返しをせねばと思ってやっておりますがナカナカ・・・

 

「お前、せっかくの表彰なのになんというラフな格好で・・・」

と思われるでしょうが、私は直前まで寒波の中で体育授業をしていたもので、お許しをもらいました。

 

15年を振り返ってみると色々あったような、なかったような。

それでも、大病や事故もなく過ごせたというのはホントにありがたいことなんだと、元気なうちに思わねばと。

 

この15年、多くの学生さんが私の前に来てくれて、そして通り過ぎていきました。

いや、学生さんだけでなく、いろいろな職員さんとの出会いや別れもありました。

 

永年勤続表彰ということは『継続して勤務してアンタはエライ』ってことだと思うのだけども・・・

 

『継続はチカラなり』って、定番のフレーズがあるけども。

 

中学の時の先生は『継続はチカラなり』をモットーに私たちに教育してたっけ、その先生はよくブチ切れて練習を切り上げる先生だったけど。

 

それはさておき、『継続はチカラなり』って言葉自体は「大切だな」と思ってはいるのだけど、

 

「あ~なんも継続してないな~」と嫌になる。

 

こういう時の項目として

 

「勉強」「トレーニング」「仕事」などなどの努力系

 

一方

 

「禁煙」「禁酒」「禁ギャンブル」などの禁止系もあるな。

 

ワタシは禁煙・禁酒はそもそもやらないので無意識なのだけど、これをテーマにしている人からみれば相当継続していることになるな。などと勝手なこじつけ。

 

でも今回、表彰されてみて、この勤務を継続したことも立派なことなのだとしたら、「継続」って思ってたのとだいぶ違うなという感じがした。

 

最初から「継続」なんて目標自体が間違っていたんじゃないのと。

 

ちなみにこのブログも多分14年くらい続いているんじゃないかな

 

2009年8月からだからこれもまた大したもんだってことになんのかな。

最初は無料のブログから、現在は自腹で有料でやっている。

世間じゃブログで稼ぐ人もいるらしいが、どうもそういうことにならないので、自分で払って好きなことを書くことになったんだった。

 

ただ、毎日書いているわけでもないのでこれが「続いている」ということになるのかどうか。

 

そういや競輪を始めたのは2001年だったな。なんでそんなに覚えているかといったら、初めてグランプリに行った平塚が2001年だった。あの時は「伏見-山田ー稲村」で3連単8万だったな。あの時はなんのこっちゃかさっぱり分からなかったけど。

じゃあわかるようになったら当たるのかといったら、これがまた・・・

 

23年継続しているが全くチカラになってない?のか・・・

一応、話題は豊富ということで。

 

金魚飼育も継続してるってことになんのかな。

 

結局、『継続するぞ』と意識している時点で継続しないもんなのかな・・・

 

若いとき、テリー伊藤さんのラジオを聴いていて、車好きのテリーさんに

「10年乗り続けたいクルマを聞く」という企画があって、司会の人が

「というわけで、どうですか?テリーさん」

と尋ねたら、

「最初から10年乗ろうなんて思ってクルマを選んじゃダメなんだよ、その時に乗りたいクルマに乗って、気付いたら10年経ってるってことなんだから」

と、企画丸つぶれの回答だったのだけど、なんだか大事なことを言っているような気がした。

 

続くものは続くし、続かないものは続かない。

 

考えたら、自分ではなんとなく続けている仕事だけど、あんまり仕事している感じでもない。というより、いまだに自分は「これは仕事をしていることになっているのか?」という気もする。

 

まぁ、とりあえず表彰してもらってなんだか申し訳ないような気もして変な感じだけど、やっぱり辞めてしまった人もいるわけだから、結果的に続いたならまぁいいのか。

 

自分で思っているのと傍から見るのはまた違うのか。

 

変に向上心が無いから続いたんじゃないかという気もする。

 

う~ん、

まぁ少なくとも職員さんや学生さんから嫌われてたら続かなかったことは確かだな。

 

そう思うと、皆さんが優しく相手してくれたから続いたんだな。

 

なにはともあれ、知らない土地に来て15年続きました。

 

ありがとうございました。