kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

やりたかったことができました

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12月18日


星林高校野球部32名が関西医療大学にやってきた。


 トレーニングをするためだ! 熊取駅からは学園バスに乗車してもらう。その辺の根回しはしてある、オープンキャンパス扱いということで(笑)


 現在、星林高校野球部は、監督さんや部長先生が、私の事を大変に信頼してくれているため、非常に指導しやすい環境を整えてくれている。


選手に対しても『相澤先生に失礼のないようにせい!』と躾(しつけ)をしてくれているおかげで、大学に招いても本学の職員の方たちに対して礼儀正しくしてくれる。


おかげで今日、バスの運転手さんが私に「星林の野球部はエエナ~、皆気持ち良く挨拶できる!さすが高校球児や!」とわざわざ報告に来てくれた。


こういうのは大変に有難い!


 こうなれば「次回もヨロシクお願いしますね~」と頼みやすい(笑)


 礼儀の大切さって、こういう時にしみじみ重要であると感じる。どうしても学校の中だけでは分からないが、外に出た時に威力が発揮されるのだ。やはり、指導者は自分の手の内にだけおいておけると思わずに外に出た時に周囲の人に温かく迎えてもらえるように躾しておくべきなのだと思う。


礼儀正しい青年に、周囲の眼は温かい!


前向きなアドバイスをしてくれるものなのだ!


その結果、自分の技量が向上する。だから、礼儀はパフォーマンスとも影響するのだ!


その辺を本格的に考えないといけないところまで野球界は来ていると私は勝手に危惧している。


もはや、世の中、「人間的にはダメだが、野球は上手いから高い給料出しとく」というようなかつてほどの余裕は無くなっている。 おっと・・・鼻息が荒くなりました(汗)


さて、気持ち良い青年は多いが、公式戦で勝てない愛すべき星林高校を何とかせねばと、監督さん・部長先生も日々頑張っておられている。何とか応援したいところだ! 


内容は、まず形態測定に体力測定である。


スタッフは、PT学科3年N井くん、トレーナー3年K崎くんに1年カンジ君にU本くん、HPS1年のH下君に、星林OBのY村くん、そしてミートであった。


こちらは前日から段取りをした成果で大変にスムーズに進行した。


 こういう、下準備は現場経験としては重要なのではないかと考える。


午前中に測定を終え、昼は本学のキレイな食堂で弁当を食べてもらう。追加で学食を注文する者もいた。


 午後は、本学のU島トレーナーによる講習会をしてもらった(写真)。


これがまた贅沢なものであった。


プロ投手の脱臼シーンの映像から始まった講演は、野球の指導者ならば生唾ものの内容であった。(私は学生時代にこういう講演を聞くのに2~3時間ほど、電車に乗って、〇万円払って聞いたもんです)


そして、姿勢の重要性を解説し、地味な背筋のトレーニングを野球の技術と関連付けながら説明してくれた。間にチョイチョイ、私の理論を混ぜてくれるところが有難い!


 地味なトレーニングは心に火を付けてからでは無いと選手もやれない。


U島トレーナーの講演は選手の心に火を付ける!


こんなの、外で聞いたらホントに高いんだぞ!


「 後でまた聞けるべ~」なんて思わないで欲しいものだ(汗)


 この企画の良いところは、本学の学生さんにとっても大変に勉強になるところだ!


自分の学んだ事を相手にどう伝えるのか?


これは大きな課題なのだが、本では伝えきれない空気感が必要になる。


 コーチングの現場は生モノなので、やはりライブで感じることが重要である。


私も、色々な指導者の近くに居させてもらうことで学んだ部分が非常に大きい!(監督の隣でスコア書きながら話を聞けたり、陸上コーチのランニング指導にお供させてもらったなども貴重な財産である)


そんなわけで、皆に有益な企画になっている!


大学の広報にもなるし・・・(入試広報のHさんも巻き込んでるし 笑)


来年は星林野球部から入学者が来る予定である! 大人の事情だ!(笑)


 な~んて言うとナンカ私悪い人みたいですか・・・?


と思ってたら、


 監督が・・・ 「ウチ(星林)は大学に行って練習してるんだぞ!と中学生に言えるんですわ~」


 とのこと・・・


 じゃあ、お互い広報活動につながる後方支援ということで商談成立ですなワッハッハ!


てなわけで、裸の中西啓太!  4年後の記者会見では「関西医療大学のおかげです!」というように!(笑)


 


 学生も成長し、講演の後に学生で分担したトレーニング指導も充実してました!


こんな活動がやりたかったんです!