kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

合ってるとは?

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先日の公開講座のおかげで私の運動指導を指名してくれる方が増えております。


 ニーズとしてはやはり「スムーズな歩き方をしたい」という方が多いです。


 「ウォーキングは体によい」とか、「速く歩きましょう」などと言われております。


しかし、どうしても膝だけで速くしようとしてしまうためにかえってちょっとした段差や勾配につまづいてしまい、怖いからやっぱりチョボチョボと歩くことになってしまうケースが多い様子です。


大きな関節の股関節を使えるようにしておくと、もっとラクに歩けます。


なんてことを言いながら、最初にスクワットの説明から行っている(写真)


 同じしゃがむ動作でも、「膝主体でしゃがむ方法」と「股関節でしゃがむ」方法と二通りある。 膝主体は「うさぎ跳びの形」と言えばイメージしてもらいやすいだろうか。


 大切なのは「股関節主体で動く」ことなのであるが、普段あまり動かしていない人にとっては「?」となることが多い。


 そこで私は表現として多少汚いかもしれないが


「洋式トイレで座る時の最大の目的はお尻を目標地点上空まで持っていくことですよね?お尻をそこまで持っていく意識をしますよね?その感じが股関節でしゃがんでいるということです(笑)だから洋式トイレを使用している人は絶対にできます(笑)」


なんてことを言いながらやっている。


 専門的な人からみたら「その表現は違う」とか言われてしまうのかもしれないが、『だいたいそんな感じ』の形にもっていくことがまずは重要だと思っている。


先日の公開講座はおかげさまで大盛況であったとのことであったが、私のネタ自体は健康運動指導士の月刊雑誌のネタだったり図書館にあった本のネタだったりする。


 要はそれをどのような順番で出せばスムーズであるか?相手にすんなりと受け入れてもらえるか?というような部分のチョイスに個性が出ているようである。


料理人みたいなものかもしれません。


正直な気持ちでいえば、どっかから「あれは間違っている」と突っ込まれるのではないか?という恐れはいつもある。


 そもそも、私は高齢者の運動の専門家になるつもりも目指していたつもりもないのだが、巡りあわせというか頼まれ仕事をなんとなくつじつま合わせでやっていたらそっちの方が多くの人にウケたという感じで、私自身は「ここがウケるとは・・・」と力が抜けたというか、野球への情熱から比べたらなんという軽さ・・・といった感じである。


この辺は感覚の表現なので、皆さまが使っている言葉と感覚が違う場合には不謹慎に聞こえるかもしれないが誤解を恐れずに書いてみる。


 これをやっていて、相手から随分と感謝されたりして思うのは、


「自分が自分に合っていると思っている仕事」っていうのも結構いい加減なもんだな~という感じである。


自分の中では野球にかける情熱に比べるとあまりに軽いために「こんなんで喜んでもらっていいのかしら?」と思ったりするが、「喜んでもらえるのが自分に合ってる」というのもある気がしてきた。


 『仕事には謙虚さが大事!』なんてよく言うが、私の場合のこの運動指導の仕事の感じが実は非常にほどよい謙虚さなのではないかと思ってきた。


逆に野球の指導なんて、自分の思い込みが強すぎてハッキリいって傲慢もいいところである。謙虚さのかけらもない!(汗)


 さて、話を指導に戻すとスクワットで股関節を意識的に使うことを覚えると・・・というか、膝を積極的に使わない(受け身的に使う)ようにすると歩きがまるで変わる。


何より、やってる本人が随分と感動している。 こういうのを見るとかなり嬉しくなる。


 学生さん・・・ニーズはかなりあるぞ!


新聞の記事によれば現在、巷ではパーソナルトレーニングは中高年の方にかなり需要があるそうだ。東京じゃナカナカいい値段するそうだ(目ん玉飛び出るくらい)


 ただこういうのはホントに人気が関係する。


 人の感情は「これやっときゃ誰がやってもいいんでしょ」じゃない。


 だから面白いとも言えますが・・・