靴脱いでなにしてんのあなた?
と、自分で見ると間抜けに見える写真です(笑)
運動指導している人はこれ見て「お~!」となるかもしれませんが。
歩行につながるフォワードランジという動きの足の着きかたを説明しております。
一直線上歩行と二直線上歩行の説明をしておりました。
写真が暗いですが・・・
健康運動実践指導者という資格の養成講習会の講師をしました。
約50名ほどの参加者がおられました。
介護関連の方の参加が多かったように思われます。
運動指導のニーズは高まっております。
ここ2~3年で社会の状況は大きく変わっているそうです。
なにせガラケーの私でございますから、社会の状況についていけてないと思っておりましたが、私のやっていたことは、どうやら未来を見ていたかのような活動になっていたようです。
これまで運動とかスポーツは「余裕のある人のお楽しみ」みたいに思われておりましたが、
この超高齢化社会におきましては「無条件にお年寄りを大切にしよう!」というタテマエがいよいよもたなくなり、
「病院にくるな!運動しろ!」というホンネがいよいよ顔を出してきております。
「介護予防が重要!運動をしよう!」
といっても、
・・・で誰がどうやってやるの?
の段階に来ておりまして、
そうなった時にネタなりアイディアが出せるかどうか?・・が大切みたいですね。(「みたい」などと言ってみてますが、本心は「そりゃそうだろ」ですが)
というわけで、講演の「最初のつかみ」で披露した「ここトレ」の話がバカ受けでございました。
人を惹き付けるための講演のキモは
「さっさと最初に『この人の話は面白そうだ』と思わせる」ことにあります。
まだ目標の決まっていない学生相手にこれをするのはナカナカ難儀でございますが、「実益重視のオトナ」を相手にする際には私にとっては組みやすい相手でございます。
ナメているわけではなく、むしろ反対で全開でいけるからです。
80歳を超えるオバサマやおじ様たちが、
野球をしたりサッカーをしたりバスケをしたり、柔道場で受身を取っている動画はインパクト十分であったようで、これで講演の主導権を握ることができました(笑)
野球ゲームの動画を見せております。
特別ルールなど説明してましたら熱心にメモを取っておりましたが、自己責任でお願いします(笑)
現場では、かなりネタにコマっている様子でした。
ですから、具体的な現場論といいますか、「急場をしのぐネタ紹介」などを多めにしました。やっぱり机上の理論ばかりではオトナを満足させられません。
「まぁ、試験は日本語で書いてある教科書から出ますから、もし時間内に範囲が終わらなくても勘弁してください」
などといいながら、理論のあとに現場の実際に起きた話などを入れていきました。
(それでもちゃんと時間調整して範囲は終わらせましたよ 笑)
実技の指導もみなさん熱心に聴いてくれました。
講習会の終了後には、「斬新でした~」などと言ってくれる方もいて、こういう講習会で「斬新」はいいのかな?と思いながらも喜ばれたならいいかと(笑)
「先生の健康教室に行ってもいいですか?」なんて方も沢山いて「どうぞどうぞ」と言っておりますが果たして来てくれますでしょうか?
中には野球の指導をしている方もいて、野球の具体的な質問を熱心にされる方もおられてあぶなくそっちに脱線しそうになりましたが、
「これ以上は、また大学に来てください!じっくりお付き合いしますので」と勘弁してもらいました(笑)
オレンジのシャツはアシスタントの学生です。
緊張してましたが、よく頑張ってくれました。
こういう外での教員の活動を見るのもまた良い経験かと思います。
私もそうしてもらいましたんで。
それにしても・・・
「うちにも講演にきてください」なんて言ってもらえたりするとホントに嬉しいものですし、私の引きこもり予防になっていいのですが、ホントに想定外です。
なんだか変な展開になってきたな~(笑)
世の中変わってきてる・・・今まで見向きもされなかったのに・・・
さぁて、この状況を学生にどう伝えたら伝わるか・・・
これが難しい。