先週行われた運動教室の一コマでございます。
ウォーミングアップということで、イスに座って音楽をかけてエアロビクスを行いました。
今回、参加者が45名と、最高記録を更新しました。
学生よ、45人集めるってけっこう大変だぞ!
その辺の卒業生にきいてみてちょうだい。
『人が来なくなったら潔く止めよう』
と、毎年思っているのですが
人数が増えてきているおかげで止めることができません。
ありがたいというかなんというか、
この運動教室はどこに向かっているのでありましょうか(笑)
けっこう雑なつくりというか手作りというか、
飾らないところがいいところなのかもしれません。
まぁ、なぜ来ていただけるのか不思議・・・
なんてことはありませんで、ちゃんと押さえるところは押さえております。
その辺は学生スタッフには秘伝をミーティングで話をしているつもりですが、
「あんまり長い話は止めてください」
などのご意見もあるということで、
学生さんの負担にならないように
ワタシが下準備などをしてお迎えしております・・・学生さんを(笑)
もはや、ワタシにとってのお客さんは参加者さんよりも学生さんという喜劇・・・(笑)
『勉強になりそうなので来ました』
という気持ちの学生を満足させようとするプレッシャーはけっこうあります。
(学生よ社会に出たらこのセリフは禁句だからな)
「これで参加者が0人だったらどうしよう」という不安が常にあります。
予約も取っていないので・・・
しかし、そんなときでもレギュラーのコウモトさんがいるから0人は無いだろうと思えるのが大変にありがたいです
(・・・とこのブログを読んでいる参加者のコウモトさんにプレッシャーをかけるワタシ 笑)
まぁ、学生への指導の在り方について物議をかましている時代でございます。
こんだけ教員が気を使う時代に学生をしている学生さんも災難だな~と思いつつ、まぁ、若いんだからなんとかなるか・・・と自分を言い聞かせている今日このゴロです。
さてさて・・・
学生も交えて卓球大会(かなり盛り上がりました)
この運動教室・・・
まぁ、それはそれでいいのでございますが、
それこそ最近のNHKの特集番組では認知症対策で
一番大切なのは
『人や社会とのつながり』
であるということが、データからもハッキリ出ているということで盛んに社会との繋がり、家族以外の人とのつながり、家族以外の人との会話、違う年代の人との会話などなどが重要であると・・・・
ふと思ったのですが・・・
これ、この手の話題を今現在、70~80歳代の人の認知症問題として語っているけど・・・
「人とのつながりが最大の認知症対策」
だったとして・・・
だとすれば・・・
現在70~80歳代の人は若いときはもちろんSNSなど無いわけで、
個人情報なんて隣近所で筒抜けの付き合いをして、
集団で集まって祭りだなんだも散々やってきて、
しょっちゅう飲み会などでコミュニケーションを取ってきた人が
70~80歳で認知症になったりするとすれば・・・・
若いうちから
「個人情報保護」「プライバシーの尊重」「パワハラになるから呑み会などしない」なんて中で「人と繋がりにくい環境」で育っている我々・・・・
ましてや学生・・・
これ、
もっと認知症になるの早いんじゃないの?
現在の高齢者を心配している状況じゃないんじゃないか?
スマホで、なんでも検索できるといってホントに検索してるか?
なにごとにも興味関心がないのが沢山いるぞ
ひょっとしたら近い将来
50代くらいで認知症になるのがボコボコ出るなんてことにはなりはしないか?
そうなると、この運動教室で認知症対策になっているのは、
参加者ではなく、我々スタッフのほうな気がしてくる。
さらに学生にしてみれば、
自分のジイちゃんバァちゃん以外と会話することなんてほとんどない時代の中で、
この参加者さんとの時間はとてつもない刺激になっているのかもしれない。
事実、皆楽しそうにしている。
多分、学生からしたら参加者さんを
宇宙人くらいに思っているのかもしれない(笑)。
『未知との遭遇』か(笑)
ちなみに大学の教員は認知症になっているのが多いらしいという都市伝説的なものがあるが果たしてどうか・・・・わかる気もするが
いや~
ますます貴重な運動教室になってきたな~
ワタシの認知症対策のために(笑)
実はこの話、
この日の運動教室の挨拶で
ホントに参加者さんたちに向かってしておりまして・・・・
「もはやこっちは
皆さんの心配している場合じゃありません!
ワタシの認知症対策のために皆さん今後もよろしくお願いします」
・・・と言ったら、皆さん大喜びでありました(笑)
いや、ホントに切実にそう思ってきました