kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

突然きた人

左から ハタダくん ワタシ 原俊介監督

 

「急ですが、出張で大阪の鶴橋にいくので今晩、飯いきませんか?」

と朝に連絡が来た。

 

「アナタ、そんな急に言われても・・・俺は全然いけるけど(笑)」

せっかくの珍客だからいちおう学生にも声をかけてみよう。

 

ということで、急な呼び出しにも関わらずやってきた4年生のハタダくんを連れていく。

「どこか美味しい店をお願いしますよ」と原氏はいうが・・・

 

ワタシが鶴橋のお店を知っているわけがないでしょうが。

 

ということで、ハタダくんに調べてもらって口コミで無難そうなところに入る。

 

この原俊介氏は、ワタシのブログを読んでいる方はお馴染みですが、念のため。

東海大相模高校野球部の監督さんです。

 

下は、原俊介監督のネタの一部

kokokaramakuru.hatenablog.com

kokokaramakuru.hatenablog.com

 

こうして考えると、ネタに苦しむこのブログにとっては貴重な存在だな(笑)

つれて行った学生のハタダくんは、4年生でもう卒業なのですが、なんとか直接会わせてあげたかったので、実現できて良かったです。

 

やはり、こういう人はナカナカ直接会えませんし、そりゃ球場で見かけることはあっても話しかけるわけにもいきません。

また、ワタシと原俊介監督との関係も独特といいますか、単純な同窓生というより、もう腐れ縁みたいなものなんで、その狭間で話を聞くのもまた一興かと。

 

ハタダくんも和歌山の公立高校でトレーナーをしていますが、こういう出会いをしておけば自分の活動の中の幅も広がるかと思います。

 

勝っても負けてもヤイヤイ言われる注目度の高い強豪私学の監督と親しみを持ってコミュニケーションできた経験は今後の自分の振る舞いにつながってくるのではないかと思います。

 

あとは元プロ野球選手という人種に出会ったのも初めてということで実現できてよかったなと。最後に卒業プレゼントをすることができた気分です。

 

あとはワタシのやっていたことも少し理解してもらえたかと(笑)

 

「それにしてもネットで叩かれて大変だね~、ネットだからってな~」

 

なんて聞いてみたら、

「アイザワさん、ネットだけじゃなくてご丁寧に手紙で批判してくれる人もいるんですよ」と言ってたな(笑)

 

「それは気合が入ってますな~」なんて笑いあっていたのですが、まぁハタダくんも叩かれる側の味方をするのもまた面白いよというのが伝わったのではないかと。

 

それにしても、なんどもあと一歩で悔しい思いをしている原監督ですが、ホントにパワーがあるなと。このクラスの人たちはパワーというかエネルギーが違います(笑)

バイタリティーというかなんというか。

そのあたりはワタシに足りないので、ハタダくんに実物を見せることができて良かったです。

 

ちなみに、先輩のヒラセくん(早稲田大大学院生)は毎週、東海大相模のサポートにトレーナーとして行っているそうで、「とても助かってます」と原監督も褒めてくれました。

 

さ~、早いもんでもう高校野球の足音も聞こえてきますね・・・

 

昨年は慶応がフィーバーしましたが、どうなりますか。

 

 

 

 

 

 

 

なんで私が・・・というものが自分?

いかにもどこかから拝借したようなタイトルで(汗)

 

大学の職場環境をよくしたり技能を上げるためにするための活動をSD活動といいまして、

主に事務員さんと教員と連携して「いい職場にしましょ」というための研修をやるように、というか「やってます」という状態にすることが大事ということで、そういう委員会があります。

 

割と大きな意義のある活動なような、そうでもないような。

 

「ちょっとやってくれよ」と教授さんに言われたのをきっかけに委員になって3年くらいかな?

 

大抵の場合は外部から講師を呼んできて講演を聞いて「なにか学んだことにする」のが通例になっていたのだけども・・・

 

「どう思います?」と振られると、なんとなく思ったアイディアというか考えを述べているうちに「じゃあそれやってみてヨロシク」という流れになり、どうせ引き受けたなら、『少しでもウケたい』という悪癖が顔を出し、ついギャンブル要素を入れたくなってしまう。

 

だから批判も受ける。冷笑もされる。

ただ、それでもやってしまうのは・・・

 

もはや単なるギャンブル依存症・・・

 

一瞬、挑戦したくなる。

などとカッコつけようと思ったけどそんなちゃんとしたものでもないなと。

 

 

というわけで、今回が私が企画して2回目。

 

前回はパネラーに討論してみる形式でやって、今回はグループディスカッション。

 

大学って、人間関係が希薄だったりするもんで

企画の狙いの説明

「知らなかった人を知る 話せる人を増やす 自分のことを知っている人を増やす

 

『職場内人脈の強化!』

 

ということで、こちらでグループ分けをして議論をしてもらう挑戦

 

「おしゃべりどうぞ」じゃ、温まるまで時間がかかる。

 

事前に教職員にアンケートをした学生指導に関する内容について議論してもらう。

 

最初に自己紹介時間を設けて、そのあとに議論。

 

今回の特色は、若手の方にファシリテーターをしてもらい、その若手をフォローするというのが研修。「決して若手を鍛える機会ではないです」という念押し。

 

ファシリテータの方には事前に台本(手引書)を配布してある。

ちなみに私の手製であります。

 

ここで皆さんの前で言うのは「ファシリテータのセリフは私の方で指示してあるからです」という後押しです。

 

若手の方は言いにくいですから。

 

ステージ上の私が撮影した写真

 

なかなかイイ感じの雰囲気ではないでしょうか。

 

皆さん協力的で自己紹介をしてくれて、グループの雰囲気が良かったようで、10分の時間を取っていて長すぎるかと思ったら「延長願い」が出て延長しました。

 

いや~討論よりもこの部分が重要だったのでありがたいです。

 

リラックスするためにお菓子を置いたのですが、飲み物を持参してもらえば良かったです(笑)

 

結果として、なかなか好評でした。

 

楽しかったという感想を多くいただきました。

 

サラッと書きましたが、大学でこの雰囲気を出すのはけっこう骨を折る作業だというのは知っている人は知っている(笑)

 

こういうのをやってみると、若かりし日に体育学部の強烈な先生方の狭間で揉まれていたのはけっこう役に立っているなと・・・(笑)

 

それにしてもこうして写真を見ていると、「これホントに俺なのか?」と不思議な気持ちになる。

 

こういう企画をやるときには冷静になったら終わり。

 

「なんでこんなの俺がやってんの?」などと理屈を考えだしたら止まる。

 

「いいように利用されてんじゃないの?」という考えもあるだろうけど、私自身が寂しい人間なので、「利用していただけるだけでもありがたい」と思えるのが不思議というか情けないというか(笑)

 

ただ、こういうのは資格とか肩書ではないので、考えようによっては「私自身」をアテにしてくれている。と思えばこんなに嬉しいこともない。

 

次の日、めまいがして早退する。

 

わたしはいったいどこに向かっているのであろうか・・・

 

 

 

 

 

 

割と好きな仕事

高校生に体育授業をしている一コマ

これは「タイ・タコゲーム」というやつの説明をしているところ。

 

テーマ的には「スポーツにつながるトレーニング」ということで反射神経のエクササイズをやっているところ。

相手は40名の高校2年生。

 

 

「これは足ふみ対決」

フットワークの反射を鍛えるエクササイズ。

 

今回の授業で大活躍してくれた学生たち

こんな感じでデカデカと名前を書いて乗り込みました。

こうすることで、呼ばれやすくなりますし、活動しやすくなります。

 

この3人はこういう指導に興味があるということで、急な誘いにも関わらず気持ちよく来てくれました。

 

ボールを落としたらスタートする反応トレーニン

 

学生の個性もありますが、すぐに仲良くなってくれたので、とてもスムーズにいきました。

 

ワタシの鉄板ネタ「関所ゲーム」最後にこれやれば集団のゲーム指導はほぼ盛り上がります(笑)

 

黄色のコーンがスタートラインで、そこから関所番をしている相手まで走っていき「ジャンケン」をします。勝ったら突破、負けたら振り出しに戻る。

 

4連勝すると1点もらえます。

時間内で何点取れるか?というゲームですが、かなり盛り上がりました。

 

みんなでやれるのが良いところです。

 

勝ちあがるにつれて徐々に興奮してきます(笑)

最後の最後で負けた日には・・・本人はガックリ、周りは大笑い。

 

大盛り上がりのあとの集合は皆さんいい顔してました。

 

「君たち才能あるぞ!」という締めの挨拶をして終了。

 

終了後に、アシスタント学生と記念撮影

 

このあと、甘いものを食べながら反省会をしました。

しみじみと、

『いや~、前日にリハーサルしといてよかったな~ 汗』

と学生たちと「準備の大切さ」を確認したのでありました。

 

 

 

テレビ出演のお知らせ(ワタシじゃないです)

何やら楽しそうなグループ

 

これを見た瞬間に「あっ、マダムシンコだ!」と分かった人は関西人

 

実はこの写真はTV出演の記念写真。

 

このピンク色の女性はなんと、私の勤務先の学生さん。

 

しかも、私の運動教室のお手伝いをしてくれている学生さん。(右の学生)

名を関天真(せきそらみ)さんといいます。

以下はその時の記事

kokokaramakuru.hatenablog.com

 

実はゴルフのレッスンプロでもある関さん。

私も教わってます(笑)

kokokaramakuru.hatenablog.com

 

なんと、今度テレビに出ることになりました。

 

サンテレビという、関西限定のテレビ局だと思いますが。

 

番組名

マダムシンコのゴル友2!』

サンテレビ 月曜 23:00から30分

 

なんと、2月の月曜日4回出演 5日 12日 19日 26日

ちゃんと番組内容のところに

「関天真(せきそらみ)ティーチングプロを迎えたチーム戦」と書いてあるぞ。

 

 

やりますな~

 

やるやるとは聞いていたけども。

 

それにしても、なかなかいい写真だ、さすが皆さんタレントぞろい。

 

よし、こんど運動教室をやるとしたら、この番組を見せて、彼女のレッスンコーナーをつくればウケるかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『継続はチカラなり』って思ってたのと違うな

ワタシの勤務している関西医療大学にて表彰してもらいました。

 

15年勤続表彰ということでありました。

 

表彰してくれた右の方は武田大輔理事長

 

思えば15年前、この先生がまだ何者でもないワタシをごちゃごちゃ言わずに拾ってくれたのでありました。

 

なんとか恩返しをせねばと思ってやっておりますがナカナカ・・・

 

「お前、せっかくの表彰なのになんというラフな格好で・・・」

と思われるでしょうが、私は直前まで寒波の中で体育授業をしていたもので、お許しをもらいました。

 

15年を振り返ってみると色々あったような、なかったような。

それでも、大病や事故もなく過ごせたというのはホントにありがたいことなんだと、元気なうちに思わねばと。

 

この15年、多くの学生さんが私の前に来てくれて、そして通り過ぎていきました。

いや、学生さんだけでなく、いろいろな職員さんとの出会いや別れもありました。

 

永年勤続表彰ということは『継続して勤務してアンタはエライ』ってことだと思うのだけども・・・

 

『継続はチカラなり』って、定番のフレーズがあるけども。

 

中学の時の先生は『継続はチカラなり』をモットーに私たちに教育してたっけ、その先生はよくブチ切れて練習を切り上げる先生だったけど。

 

それはさておき、『継続はチカラなり』って言葉自体は「大切だな」と思ってはいるのだけど、

 

「あ~なんも継続してないな~」と嫌になる。

 

こういう時の項目として

 

「勉強」「トレーニング」「仕事」などなどの努力系

 

一方

 

「禁煙」「禁酒」「禁ギャンブル」などの禁止系もあるな。

 

ワタシは禁煙・禁酒はそもそもやらないので無意識なのだけど、これをテーマにしている人からみれば相当継続していることになるな。などと勝手なこじつけ。

 

でも今回、表彰されてみて、この勤務を継続したことも立派なことなのだとしたら、「継続」って思ってたのとだいぶ違うなという感じがした。

 

最初から「継続」なんて目標自体が間違っていたんじゃないのと。

 

ちなみにこのブログも多分14年くらい続いているんじゃないかな

 

2009年8月からだからこれもまた大したもんだってことになんのかな。

最初は無料のブログから、現在は自腹で有料でやっている。

世間じゃブログで稼ぐ人もいるらしいが、どうもそういうことにならないので、自分で払って好きなことを書くことになったんだった。

 

ただ、毎日書いているわけでもないのでこれが「続いている」ということになるのかどうか。

 

そういや競輪を始めたのは2001年だったな。なんでそんなに覚えているかといったら、初めてグランプリに行った平塚が2001年だった。あの時は「伏見-山田ー稲村」で3連単8万だったな。あの時はなんのこっちゃかさっぱり分からなかったけど。

じゃあわかるようになったら当たるのかといったら、これがまた・・・

 

23年継続しているが全くチカラになってない?のか・・・

一応、話題は豊富ということで。

 

金魚飼育も継続してるってことになんのかな。

 

結局、『継続するぞ』と意識している時点で継続しないもんなのかな・・・

 

若いとき、テリー伊藤さんのラジオを聴いていて、車好きのテリーさんに

「10年乗り続けたいクルマを聞く」という企画があって、司会の人が

「というわけで、どうですか?テリーさん」

と尋ねたら、

「最初から10年乗ろうなんて思ってクルマを選んじゃダメなんだよ、その時に乗りたいクルマに乗って、気付いたら10年経ってるってことなんだから」

と、企画丸つぶれの回答だったのだけど、なんだか大事なことを言っているような気がした。

 

続くものは続くし、続かないものは続かない。

 

考えたら、自分ではなんとなく続けている仕事だけど、あんまり仕事している感じでもない。というより、いまだに自分は「これは仕事をしていることになっているのか?」という気もする。

 

まぁ、とりあえず表彰してもらってなんだか申し訳ないような気もして変な感じだけど、やっぱり辞めてしまった人もいるわけだから、結果的に続いたならまぁいいのか。

 

自分で思っているのと傍から見るのはまた違うのか。

 

変に向上心が無いから続いたんじゃないかという気もする。

 

う~ん、

まぁ少なくとも職員さんや学生さんから嫌われてたら続かなかったことは確かだな。

 

そう思うと、皆さんが優しく相手してくれたから続いたんだな。

 

なにはともあれ、知らない土地に来て15年続きました。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一歩踏み出す

私の部屋にきていきなり土下座する少年

 

・・・ではありません(笑)

 

実は、某競技の説明をしてくれています。

 

右手がハンドルで左手はスロットルだそうです。

 

その競技

 

それは・・・

 

あ~恐ろしい・・・

 

エキサイティングボートレース!

 

そう、競艇です(汗)

 

そう、この可愛らしい少年が競艇選手になることになったんです。

 

いや、なりたいといってなれるものではありません。

 

なにせ、選手の養成所に入るための試験は1200名の受験者がいて、合格者はたったの50名!

 

実はこの少年のような青年

 

名前を近藤来希(こんどう らいき)君といいます。

 

実は、私の勤める大学に入学していた学生だったのですが、コロナ禍もあり、自分の人生を真剣に考え、競艇選手にチャレンジすることにした経緯があります。

 

学生としても私の話を熱心に聞いてくれていた学生で私も気にかけていた学生の一人でした。

 

コロナじゃなければ、いろいろな活動に連れまわす予定でしたのでナカナカ会うこともできず心配していました。

 

そんな彼が受験を決めた時に私を頼ってくれて、試験科目の中にある色々な体力テストのアドバイスをしました。

 

私はかつて競輪選手になろうとしていた選手をサポートした経験があったので共通する部分もいくつかありましたが、実際に行う試験科目を聞いてみるとボートレースならではの独特の試験科目も多くありました。

 

受験をすると聞いたとき、

 

「う~ん、けっこう厳しいんじゃないか・・・」とはいえ、本人が決心したと言っているのだから、ここは一つやれるだけ協力してみよう。

 

ということで、体育館で秘密特訓をしたものでありました。

 

・・・と、そんなことをしたのが1年前の夏だったか。

 

すっかり忘れていて、やさぐれながら仕事をしていたら

「トントン」と部屋をノックしてきてくれた近藤君

 

「お~!久しぶりだな~ 元気だったか!」

と会えただけでもうれしかったのだけど・・・

 

「先生、おかげで合格できました」

 

なんとビックリ、その狭き門に合格したという・・・

 

「あれ?連絡先教えてなかったっけ?」

 

「いや、ラインは知ってますけど、これは直接言いに行かねばと思いまして。」

 

泣かせるぜ

 

その後、どんな試験をやったのかとか色々と熱心に話をしてくれた。

 

合格したといっても2回は落ちたという。

 

合格する保証がない中で退路を断って取り組む気持ちは痛いほどわかる。

 

いや~よくぞ頑張ってくれました。

 

よくまぁ、ちゃんと思い出して挨拶に来てくれたな。

 

いや~元気をもらった。

ワタシ、不思議なもんで、落ち込んでいるときほどこういう来客に助けられるんですよね。

 

なんだか色々な気付きをもらった。

 

みんなに好かれたいと思ってこれまでやってきて、やっぱりそうはナカナカうまくいかないのだけど、少なくとも「真剣な若者」をがっかりさせるのだけはしたくない。

 

こんなことがタマにあるから困っちゃうんだよな(笑)

 

よし、こんどデビューしたらサポートチーム作ってやるからな。

ワタシが信頼しているトレーナーに頼んでバックアップするから。

 

・・・と、ふと考えたらそういうことが自前のメンバーでできるようになったなと。

仕方なく感じの悪いトレーナーに頼むの悔しかったからな。

 

「好きなヤツと、好きなことを、好きなだけやる」

 

ザッ、ブラック企業みたいなメンバーだけど仕事でやるんじゃないんだからトコトンいけますな。

 

なんだか、昔みた映画「学校」にありそうな気分でした。

 

心なしか、萩原聖人に似てるし(笑)

 

あれみて、「やっぱ教員だな」って思っちゃったんだよな~ 単純なんで

www.youtube.com

 

 

競艇か・・・

 

 

まずいな・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽しいおしゃべり

女子ソフトボール日立 村山シュウジ監督

 

www.hitachi.co.jp

 

昨年末のこと、

「急な話で申し訳ないのですが、大阪に出張でいるのでお食事でも」

 

とお誘いを受けて、天王寺まで。

 

写真右側のダンディーな男性は、実業団女子ソフトボール日立の村山シュウジ監督

 

オリンピック選手なんかもガンガン出しているようなソフトボール業界のトップチームの監督さん。

 

元々は社会人野球日立製作所のスター選手

 

高校時代は東海大相模センバツ優勝のクリンナップの強打者。

大学時代に、私がトレーニングのパーソナル指導をしていた間柄。

 

まさかのちにソフトボールの監督になるとは夢にも思わず。

 

う~ん、相変わらず私のまわりは立派になっていく(笑)

 

 

この日は、関西方面の選手のスカウトの関係で大阪に来ていたという。

 

チームや選手の指導方法のネタで会話は盛り上がり、とても楽しい時間となった。

 

どちらかというと、選手時代は「自分が頑張ればいいでしょ」というタイプで、他人の世話や心配などしないタイプだったけど、監督になってみて選手のチカラを発揮させるコーチングの必要性やその魅力を発見したようで、選手時代とはまた違う話を聴きたくなったらしい(笑)

 

選手の自主性を尊重する指導って、言うのは簡単だけどやってみるのは非常に不安がつきまとう。

 

『誰かに言われたから、』とか、『世間がそういう風潮だから』という程度で取り入れてもうまくいかない。というか指導者を襲う不安に勝てない。

 

『自分が批判されたくない』と思えば、従来どおりの指導者主導の

「傍からみて、厳しく見える練習」に逃げたくなる。

 

ただそれだと、最後の頂点に立つことはできないといわれている。

いや、一度は立てても継続はできない。

 

現在、村山監督は選手の主体性を尊重した指導に挑戦しているという。

またコミュニケーションを積極的にとるようにしているという。

 

ただけっこう不安も大きく、実際に否定的な意見も言われたという。

 

というわけで「どう思います?」というのが会話の軸となった。

 

いや~楽しい。だってそういうのを一番の専門にしてきたもんですから。

 

私の経験からいって「不安になるような指導のほうが結果が出る」というのがありまして・・・なぜかわからないけど、ちゃんと不安を感じている時のほうが丁寧に物事をやるような気がします。

 

あと、真剣にやるような。

状況変化に対する反応が早いような気もします。

 

逆に「こうやっときゃいいんだ」みたいな時はホントに足元掬われます。

 

それから最近の選手は

『権威的に上から指導するようなタイプより、一緒に考えてくれる、一緒に動いてくれる人を求めている』という話をどっかで聴いたぞ。

 

という話をした。

私も、今の学生さんと触れていてそう思う。

まぁ私のときだってホントはそうだったんですけどね。

 

「でも、勝たないと色々いわれるんですよ」

という村山監督の気持ちもよくわかる。

 

まぁその気持ちもわかる、でもよく考えたらスポーツってそういうもんだし、そもそもあの大絶賛のWBCにしたって、もう過去の話だぞ、どんどん消費されてっちゃってんだから、大事なのはやっている選手がちゃんと『自分でスポーツしてる』って実感こそが重要なんじゃないの?クビになるときゃ優勝したってなるんだし、それなのに『ただ周囲の目を気にして選手を傷つける指導』をして、それでも負ける時は負けるわけだし、そうしたらあとで何が残るのよ?なんてな話で村山監督を励ました。

 

だから今の指導方針で試行錯誤したほうが生きてる実感があるよ。

なんてな話を適度なアルコールと焼き鳥食べながらしてたらそら楽しいですよ。

 

よく考えたら、これ全部自分に言い聞かせてる言葉だ、どおりでスラスラでる(笑)

 

いや~ トレーニングの指導より、こうなった哲学トークはホントに楽しい。

 

村山さんありがとう。健闘を祈ります。

まぁ、勝つとか負けるとかよりも大きなものを見据えて選手との貴重な日々を過ごしてください。環境は突然奪われることもよくありますから、そうなってもいい思い出になるような時間にしたいですね。

 

ブログを読んでくれているというから熱心に書いてみました。

 

それにしても最近の選手の気質の話って

 

誰に聴いたんだったか・・・

 

 

 

思い出した(笑)

 

それを教えてくれたのは

 

 

 

 

 

 

 

 

カワサキ名人

 

若者だけでなく、魚の気持ちも読めるという・・・・

 

デシの言葉を堂々と引用するようになりました(笑)